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パキプス水耕管理⑦【管理完了】


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昨年の8月から投稿し続けてきたパキプス水耕発根の最終報告です。季節もいよいよ夏型の本番になり、調子がだいぶ上がってきました。

 

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「暖かくなりパンパンで調子は絶好調」

 

前回の投稿では素焼き鉢に入っていたかと思いますが、冬場の室内での潅水の調整が難しく、晩冬から早春にかけて明らかに調子が悪そうな時期があり、なかなか芽吹くが葉がすぐに枯れるの繰り返しで調子が上がってこないので、プラ鉢に植え替えました。水分調整や、鉢内の温度上げて根の生育促進など考えるとやはりプラ鉢最強だなと改めて感じます。特に私は陶器鉢をほとんど使わないので、慣れないことをするのはちゃんと管理して安心出来る株じゃないと不安ですね。

 

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「思ったより心細い根で心配」

 

こちらが植え替え時の根。もう少し根が出てるかなと思いましたが、思ったよりも心細い根です。すぐに折れてしまいそう。ほとんどまた発根管理リスタートだなぁと思いながら、根元はほとんど触らずにそーっとそのまま植え替え。だけど改めてよく見るとタンクになっていきそうな太い根も見えますね。水耕からもうこれは安心です。


5月のGW中に植え替えてそこからは日中は40度超える灼熱のハウスでほぼ毎日水やりして様子見てきました。すると植え替え後、2週間程度すると少しずつ今までは芽吹くがなかなか展開しなかった葉が広がって成長し始め、そこからはあっという間に調子が上がって新枝を伸ばしてきました。今は梅雨入りしましたが、屋外雨晒しで水やりは雨が降らなければほぼ毎日。2週間に一度のハイポネックス2000倍を液肥しています。

 

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「毎日見るたびに新枝が出てます」

 

枝もどんどん伸びてきたのでつい先週、枯れ枝を全て剪定しました。今年の夏でだいぶ樹形も変わりそうです。

 

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「明らかにパンプアップした幹」

 

パキプスは長い年月をかけて徐々に幹が太りますが、発根して水を吸ってると明らかにドンっと幹が目視でも太ったなとわかるタイミングがあります。そうすると鉢もかなり重い。この株も見てわかるくらいにハリが出て太りました。新たな枝が伸びたら安心とかよく聞きますが、個人的には幹が太ったなと感じた時が一番安心できるタイミングです。ちゃんとメジャーとかで幹周りを測ればよかったなぁと今となっては思いますが、管理する上ではかなりそういった計測も重要かと感じてます。そう考えるとこの株はもう大丈夫。これから秋に取り込むまで雨晒しでどんどん枝を伸ばしてもらいます。

 

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「デコボコのコブが元気な証拠」

 

このコブがたまらないですね。やはりパキプスの発根管理は労力もかかりますが、こうして元気な姿を見るとやめられません。
今年もマダガスカルからの荷が徐々に入り始め、パキプスの流通も始まっています。この瞬間を体験する為にみなさんも是非、発根管理にトライしてみてはどうでしょうか!

 

ではこれにてパキプス水耕管理の投稿は終わりにします。あと一株でも発根させたかったですが、一株でも発根して元気に育ってくれているので良しとしましょう。