屋内実生を楽しむこと
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もしかしたらこの使い方が一番正しいブログの使い方かもしれない。
本日20時YouTubeに新しい動画を投稿しました。
【塊根植物/多肉植物】#38 - ダイソー商品で夏型冬蒔き挑戦【実生】
もちろん撮り溜めてた動画なので、正式には1/22に播種しています。なので種蒔いてから5日後の1/27現在でどうなっているのかというお話。動画を見た後にこちらを読んでいただけるといいかなと思います。
結果、14粒中5粒発芽しています。
■1/24発芽確認(写真がなぜか消失したので写真無し…)
■1/25 1日でずいぶん成長!
■1/27 あっという間に白色の弱々しい感じから緑色に。
今のところ、残りの種もまだカビは発生しておらず、且つ種が割れてきているので最終的にはかなり発芽率は高くなりそうです。という事はこの環境でも冬でも十分種蒔きできることが判明したので、我が家では年中種蒔きは可能ということがわかった。
動画内ではここまで紹介出来ていませんが、自作温室内の環境としてはこんな感じ。
温度は20度前後。加温していませんが、24時間LED点けたままなので、それなりにいい感じの温度をキープ出来ています。でも冬季はひよこ電球1個入れても良かったかな。湿度もちょうどよく50%くらい。最高は90%近いですが、定期的に霧吹きで水をやることがあるので、その時は温度は上がります。
光源はIKEAの植物育成LEDライトを使用しており、大体照射距離は20cmくらい。
照度計で計測するとライト直下は70,000LUX程度。夏の曇りの日と同等程度のLUXですね。
ただちょっとズレるとこれくらいまで照度は落ちます、ちなみにこの照度計はAmazonで買った格安中華製で過酷なハウス内にずっと放置されていたので精度はあまり信用できないかもしれません。
ピンポイントでは十分な明るさですが、でも大半の場所はちょっと明るさ足りないかなという感じですね。でもこれが24時間続くとなるとこの明るさでもそれなりに効果がありそうです。現にこの中の植物は葉焼けしている株も多いのでこれ以上の明るさだと植物へのストレスが強そう。
ちなみに照度計はひとつぐらいは持ってていいかも。私が買った時よりかなり安くなってますね。すごく高いのを買わない限り中華製で性能は似たり寄ったりだと思います。
ほぼ全ての植物は腰水で管理。こういう時にこそダイソーのアクリルケース大活躍。
今後の課題としては光と水は十分なので風をどうにかしなければいけないところ…去年まではPC用のファンを回していましたが、あまり効果がなさそうで無駄に水切れを早めるだけだったので、今年は止めました。が、やはり風がないと焼けているのに徒長しているというよくわからない状態の株も出てきているので、この環境で実生を続けるなら、なんとか考えないとなぁとAmazonを彷徨う毎日です。何かいい方法ないですかね…
ちなみに室内で実生を育てるのは金城コーデックスさんの記事が参考になります。
私も過去に投稿した記憶がありますが、私の記事より圧倒的に情報量が多いのでオススメ。
という感じで年中実生が出来てイイネ!と思える室内実生栽培なのですが、どうも室内だけで育てる株(特にパキポ)は分岐したり、成長点つぶれたり、あと急死することが多いのなんの。私の中での屋内実生栽培は数年前がピークで1年でかなり大きな株を作っていた自負がありましたが、どれもあまり大きいけど形は良くなくて、且つ屋外に出した途端バタバタと急死してしまい、今手元にはほぼ残っていません。やはり自然の力に勝てるものはないですね…でも逆にオベサとかパキポ以外はある程度の効果があるかも。だけどずっと屋内で育てるのは止めました。播種して、発芽させて、本葉出るくらいまで育てたら春~秋は屋外に出しちゃいます。
とはいえ、このクラビフォリアは20年11月19日蒔きなので、寒かったこの冬に3カ月でこの成長は過去一かも。やっぱり24時間照射威力は大きいです。あと風もあればもっと成長していたのかな。
なんだかんだ冬蒔きは楽しいですよというオチの無いお話でした。