ユーフォルビアの種盛り。
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種盛り
今年の我が家の庭はユーフォルビアの種取れまくり年です。春に一回ちょこっと取れて、また梅雨が明けてから花盛りで、種盛りになっております。今回はそれらをちょこっとだけ紹介。
ユーフォルビア ギラウミニアナ
受粉は容易で適当に筆で花をポンポンしてると簡単につきます。もっともうちでは蟻さんが働き回ってくれてる様子。自家受粉しますが、自家のものはシイナの確率も高いようです。二株の花が揃うと急に自然受粉率がグンと上がったので、基本は他家受粉させた方がいいのかもしれません。オベサのように種が茶色くなったりせず、弾ける直前も青々としているので、収穫のタイミングがなかなか難しく、しょっちゅういつの間にか弾けて種を取り逃がしています。
ユーフォルビア キリンドリフォリア トゥビフェラ
こちらはかなり所持株数も多く、全て一緒に置いてるので花咲きまくりの、受粉しまくりの、タネ飛ばしまくり。
これもイマイチ収穫のタイミングが掴めないのでなかなか種を取れません。
上の写真を撮って1時間後…あれくらい乾燥してると収穫しないとってことですね。日々勉強です。
おかげで付近の鉢には野生のトゥビフェラが生えまくっています。
ユーフォルビア アンボボンベンシス
他のユーフォだとひとつの鞘?に2,3つは種が入っていますが、こちらは今のところ必ずひとつしか入ってません。花も種もめちゃくちゃ小さいので、ひとつが限界なのかな?今年初めて種が取れたので、我が家ではたまたまかもしれませんが。しっかりと受粉させたことはなくていつもいつの間にか受粉しています。
ユーフォルビア ガムケンシス
雌雄異熟。雌蕊と雄蕊が同時に咲かずに、少しずれたタイミングで咲きます。なので確実に受粉させるにはちょっとタイミングずれた二つの花がないとなかなか受粉出来ません。同じユーフォの中でも品種によっては雌雄どちらが先かは違っているのか、ガムケンは先に雌蕊、トルチラマなんかは先に雄蕊でした。
あとガムケンに関しては花粉が葯でしっかり覆われてるので、葯を潰して中の花粉を出して受粉させるのが確実です。
ユーフォルビア オベサ
雌雄異株なので雄と雌がないと種が取れません。が、たまに一株で雌雄どちらも咲いて自家受粉したり、去年は雌だったのに、翌年は雄になる株が出てきたりします。植物って面白いですね。雄雌の見分けは花が咲かないと全くわかりません。稜とかで見分けられるという話も聞いたことありますが、うちの株を見てる限りだと一緒かな。
オベサの種取りについては以前もブログで記事にしてます。
ユーフォルビア ゴルゴニス
子房が大きくなってきました。こちらも雌雄異熟ですが、自家受粉自体は問題なく出来ます。ユーフォルビアで臭いと思った花はゴルゴニスのみ。なんか変な匂いするなと思ったら大抵ゴルゴニスが咲いてます。
ユーフォルビア グロボーサ
今、種取れるか受粉作業中。こちらも葯を潰したら中に花粉が。なんだかんだ一度も受粉成功したことがないかも。
あとは写真は無いですが春にも数品種に種がついてるのは見ましたが、いつの間にか弾けて収穫出来ずでした…(オベサ鉄甲だけはしっかりと収穫して播種済)。
たぶんゾンビプランツ。パキプスの鉢から。
ユーフォルビアは雄雌さえ揃えれば受粉は容易なので、親株集めてこうして毎年好きな植物をどんどん増やしていくのは楽しいですね。
ユーフォルビアについてはこちらも。
【急募】
このブログを見ている方で"ユーフォルビア パキポディオイデス"の種子を所持して余剰がある方がいれば是非、我が家のユーフォルビア種子と交換して下さい。ギラウミニアナかオベサならすぐに出せます。Twitterかインスタ、もしくはコメントでもいいのでご連絡下さいませ。