またまた種蒔き[☀︎:25℃/15℃]
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まだまだまだ種蒔きおじさん
今日も種を蒔きます。今回は去年大失敗した奇想天外を蒔くの巻。
一科一属一種で1000年以上ひたすらに2枚の葉を伸ばす変態植物ですが、案外種の入手は容易で、また実生でも楽しく育てられるようです。
去年50粒ほど仕入れて1回10粒程度蒔きましたが、発芽してその後にズボラな管理をしたせいで一株残らず全滅しました。種の発芽能力が無くなりそうなので今年蒔き切ります。
種はこんな感じ。遠くまで飛んでいきそう。
発芽のお手伝い。種翼と外層種皮を剥きます。そうすることで発芽能力がぐっと上がると同時に不良種子の選別も出来ます。
10粒ほど剥いて蒔こうと思いましたが、思いのほか楽しくなってしまって在庫全ての種剥きをしました。しかも早朝4時半に。なんか寝れなかったんですよねー。家族にこの姿を見られなくて良かった。
55粒全て剥いて不良種子が43粒、まだ発芽しそうな種子が12粒しかありませんでした。去年も不良種子が多いなぁという感じでしたが、もう少しましだったはず。やはり仕入れた年に蒔き切った方が良さそうですね。
今回は5粒だけ蒔くのでメネデールおまじない。水を吸ってちょっと種子も膨らんだ気がします。
蒔き方ですが、こんなポットで蒔きます。奇想天外は主根をどんどんと伸ばして成長します。そしてその主根を傷付けるとほぼ枯れるという気難しさ。植え替えにかなり気をつかう種です。なのでまずは発芽させて根が出たら、そのまま植え替えられるようにジフィーポットを使って蒔くのが一般的なようです。ちなみに二重にしているのはただ土が溢れないようにする為だけで植え替えの際は上のポットだけで植え替えます。
土は普段使ってる多肉用土で。ちょつど5つ入るかなと思ってましたが、入らなかったのでひとつは個室です。
奇想天外は発芽に必要な温度は高く28℃〜30℃ほど無ければ発芽しません。種子に発芽能力があれば通常翌日には根が出てくるようです。しばらく奇想天外の種は仕入れるのは止めようと思っているので、なんとか今年は一株でも残せたらなぁと思っています。