天気を気にするひとのブロッグ

へなちょこプラントラバーが千葉より綴る…

アレのその後。


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あの結果はどうなったのか。

 

つい1ヶ月前、こんな記事を投稿しました。

 

 

それから1ヶ月が経って挿木はどうなったのかという経過報告です。

 

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鉢によって葉っぱが増えてたり、全て落ちてたり様々。この1ヶ月の管理ですが、平均30℃のハウス内の棚下の日陰で管理し、腰水は切らせないようにしたので常に用土は濡れている状態。鉢も極力触らないようにしていました。

 

先にもう結果からお伝えすると…1本も発根していませんでした!残念!それぞれひとつずつ見ていきます。

 

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【川砂】

こちらが唯一葉が全て落ちた。枝先から枯れてきており、切り口も触ると柔らかい。腐っている?枝に生気もなく厳しい状態。


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【挿木用土】

1本の状態が微妙だったのでこちらは2本挿しておいた。内1本はカルスが出来ており、葉も新しく芽吹いていた。発根は時間の問題だった?


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パーライト

こちらも切り口の上部辺りから発根の兆しあり。


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バーミキュライト

カルスが出来ており、一番根が出そうなのがこの枝。葉は一部黄色くなっているが、枝は緑の部分も多く、一番元気。

 

という感じでどの枝も発根まではいきませんでしたが、枝によってはもう少しかなぁといったところ。原因としてはまず1ヶ月ではちょっと期間が短かったかな?という点。挿し木した時の記事にも書いた通り、木本の挿木は発根まで1ヶ月から2ヶ月程度かかるようです。なので今回も焦らずに2ヶ月経ってから確認していたらいくつか発根していた枝もあったかもなーという感じです。そして発根させたいあまり、ルートン塗り過ぎ。ルートンは多ければいいという訳ではなくて、多いとカビのようになり、発根阻害してる気がします。本当に薄く塗るのが良さようです。でもその他の管理としては悪くなかったのかな。ということでなんとも中途半端ですが、挿木をするならバーミキュライトもしくは市販の挿木用土が今のところ良さそうです。引き続き検証します。


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とりあえず今回抜いた枝はカルスも出来ていなかったものはラピッドスタートの希釈水につけて水耕に切り替えてみます。これで一瞬で発根したら笑う(でもそうなりそう)。


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カルスが出来ていた2本に関しては最近使っている川砂多めの発根用土で管理します。こちらは引き続きハウス内の明るめの日陰に放置。腰水はやめます。この後、どうなるか楽しみながら、また経過報告します。

 

ちなみに剪定した株はどうなったかというと…


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脇芽が出まくりですごくいい感じです。幹が太った感じはしませんが、枝振りがよくていい株になりそう。

 

一方、剪定もせずにそのままにしていた株。


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元々あった枝からはたくさん葉が出てきているんですが新しい枝は増えてません。ひょろひょろと枝が伸びてみっともない感じ。…ということで1ヶ月遅れをとりましたがやりました。


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ここからどんな姿になるのか楽しみ。切った枝はもちろん挿木としてまた土に挿しておきましたよ。