天気を気にするひとのブロッグ

へなちょこプラントラバーが千葉より綴る…

ブログを捨てて、YouTubeを選んだ理由

こんにちは、りとまんです。

 

いきなり攻めたタイトルですみません。前回はYouTubeのことを投稿しましたが、みなさんお分かりの通り最近はブログの更新がすこぶる鈍っております。それでも日々100人以上の方が見てくれているので申し訳の無さというと…そんな申し訳の無さを感じながらのこのタイトルってどうなんだと思いますが、今の正直なところを今回は書いていきたいなと思います。

 

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「発根済のパキプスは休眠していてもこの質感」

 

昨年の6月くらいからYouTubeをちょっと腰を据えて始めだしてから、ブログまで手が回らなくなってしまいました。事実、YouTubeはある程度定期的に投稿しており半年で30を超えるくらいの動画を投稿しましたが、ブログの投稿数はここ半年で5回程度…まぁ、もっともその前の年も10月の次に投稿したのが2月だったので、冬になると植物が休眠するのと同じで、投稿も停滞するブログなのは今に始まったことではないのですが…(あとは冬は私のメンタルが毎年崩壊します。何故でしょうね)。とはいえ確実に私のマインドはブログからYouTubeに変わっているのは事実です。

 

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「野良で発芽していたギラウミニアナ。実生3カ月くらい」

 

なんでYouTubeはネタの無い冬でも頑張って動画撮影して編集しているのかなと考えてみたんですけど、やっぱり一番の理由はやった分だけ形に見えるからだと思います。私はずっとYouTubeは収益目当てではないと言っています。それは事実で、もし収益目当てにするなら植物系チャンネルでは無理だと思います。もう色々なところで何万回も言われていると思いますが、「好きなことで、生きていく」は出来ないのです。とはいえ、チャンネル登録してくださる方がいて数が増えていったり、コメントをいただけたり、中学生のお小遣い程度でも形として還元されるとモチベーションは上がります。一方でブログはアフェリエイトも何も貼っていないし、コメントもほとんどなく、見てもらえているのか、見てもらえていないのかよくわからないのが現実です。独り言でいいと思って始めたブログですが、YouTubeで反応があること、かけた時間が少しでも還元されることを知ってしまってからは、ブログにかける時間、お金がもったいないと感じるようになってしまいました。

 

以上が今の私の正直なところ。そしてこれからのブログについてですが…

 

更新頻度を上げていこうと思います。

 

恐らく大半の人がはてなマークが浮かんだか、画面の前でずっこけたと思います。これまでの前半部分はなんじゃったんじゃいと。

 

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「ロックウッディの実生はちょっと放置しすぎてしまいました」

 

いや、色々と思うところはありますが、なんだかんだ文字を書くことは好きですし、ストレス発散にもなります(言っておくと私の仕事は全く文章も書かなくていいし、動画の編集もしなくていいので)。なので収益にはつながらなくても、見てもらえるか、見てもらえないかわからなくてもこれが私の「好きなことで、生きていく」なんだと思います。なので、今後はまずは定期的にきちんと投稿が出来ている状態を目指していきたいと思っています。内容が伴うか、伴わないかは置いておいて。でもいいのです、自分のストレス発散の場なんだから。見てくれている人がわからないと言いながらも、これまではある程度ちゃんとした記事を書かないとと頑張っていた部分もありましたが、結局そうやって頑張って時間かけて投稿しても、やっぱり反応はない。というのにはさすがに疲れたので、これからはのんびり興味のあること(植物以外のことも増えてくるかもしれません)を自分の好きなように書けたらいいなぁと思っています。

 

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「可能性として音楽のことは増えるかもしれません」

 

あとは少しづつ収益化する仕組みも考えていきたいと思っています。アフェリエイトなどですね。なんだ、結局金かよと思われるかもしれませんが、良いコンテンツを作るにはお金がいるのも事実です。ここまで書くかは悩みましたが、これまではある程度の収入があったので、あまり気にせずに、ブログの為に遠出したり、植物買ったりもしていましたが、私の職場はコロナの影響をモロに受けてしまって、収入はかなり減りました。結構生活するのしんどいくらいに。なので正直、今書いているネタはこれまでの財産に頼らざるを得ない状態です。という現状を打破する為に少しお金に換えるというところも意識していこうと思います。でも露骨に関係ない広告貼りまくったりしないので、その点はご安心下さい。あと何度も言いますが、好きなことで、生きていけるとは思っていないので、少し植物買ったり、遠くの園芸店に出掛ける交通費になればいいなと思っている程度です。

 

長くなりましたが、今年のブログのスタンスとしてはこんな感じでいこうと思っています。植物以外のことも書くと言いながらも結局は、私には植物以外は何も持っていないので植物の話がメインになるのは間違いないのでそこは安心してくださいね。

 

ということで引き続き、こんなグダグダブログですがよろしくおねがいしますという記事でした。うーん、相変わらずまとまりがない!

 

おわり。

お久し振りと、YouTubeのはなし。

 

メリークリスマス、よいお年を、明けましておめでとうございます。

ご無沙汰しておりました、りとまんです。

 

あっという間に時は過ぎて、前回投稿は10月の話だったんですね。それでも毎日一定のPVがあり、嬉しさと申し訳なさでいっぱいです。ここ数カ月、11月くらいからは仕事が忙しかったのと、完全にYouTubeにスイッチしておりました。ということで今回のブログもYouTubeの話。

 

前回投稿時は700人突破と言っていましたが、有難き幸せで11月末に1,000人を突破し、1/22現在で1,393人と1,400人も見えてきた感じです。備忘録としてこれまでの経過を残しておきます。

 

2019/08/15 チャンネル作成

当初はTwitterに動画を投稿したくてその為のチャンネル作成。YouTubeを定期的に投稿するつもりなんてなかったです。思えばこの時はまだ植物系チャンネルなんて皆無だったし、もちろんYouTubeはテレビに代わるものになりつつあったけど、今ほどは誰でもYouTube始める時代ではなかったから先行の利があったのに、もったいなかったかもしれません。

 

2020/04/10 自粛期間に伴い動画投稿を始める

この頃くらいからYouTubeってすごい気軽に動画投稿出来る場になったと思います。私もご多分に漏れず自粛で時間を持て余し、作成していたチャンネルをそのまま生かし、動画投稿を始めました。

 

2020/06/22 声有り動画の投稿開始

何本か不定期で動画は投稿するもの登録者数も特に伸びず停滞期。字幕の編集も時間がかかり面倒で(でも結局今でも字幕は入れてる)活舌悪さはごめんなさいと思いながら声有り動画を投稿する。この辺りから定期的に動画投稿と登録者数が増え始めました。

 

2020/11/28 チャンネル登録者数1,000人

 

チャンネル作成からは1年3カ月、本格的に投稿始めてからは半年程度での1,000人達成はありがたいことにそれなりに早いかと思います(そもそもかなりニッチなターゲットですし)。1,000人達成で改めて自己紹介動画を投稿しているので宜しければご覧ください。

 


【塊根植物/多肉植物】#32 - 今更ですけど自己紹介していいですか【コーデックス】

 

 たぶん私のラッキーはいくつかあって、まず一つ目がこれまでの活動でそれなりにSNSなどでは植物の人と認識されつつあったこと。一つ目にしてこれに尽きるかなと思います。植物動画っていきなりバズるようなコンテンツでもないですし、そんなに多くないターゲット相手に地道に投稿して認識してもらい、視聴者を増やしていくしかないんですよね。ただ私の場合はブログやTwitter、インスタ、FBなどでの活動があったので少しは認識されているところからのスタートは本当に大きかったです。

 

そして二つ目は上手く先行者と扱うコンテンツが被らなかったこと。芸能人の参入や、自粛期間により昨年はYouTube投稿の敷居が一気に低くなりました。そして後述しますが、今や植物系チャンネルも結構数が増えてきました。ただ私が始めたころはアガベ、ビカク、観葉植物、エケベリア、ジメジメ系などは先行者がいましたが、塊根植物・コーデックスは単発の動画があるくらいで、専門とするチャンネルはありませんでした。ニッチなターゲットながらそこでコンテンツの被りが無かったのも良かったと思います。

 

最後の三つ目が既に手元にすぐに始められるコンテンツ力があったこと。私は植物を始めてもう6年、7年程度経ちます。その為、手元にはある程度の植物と頭の中には知識がありました。そして幸いなことに動画編集の経験もあったので、さほど戸惑い無く動画の作成も出来ました。これを一から揃えてYouTubeを始めるのはなかなか大変だと思います。また手元にコンテンツがあるところからのスタートだったからこそ、自分が興味のあることを動画にして投稿するが前提なのでここまで続けてこれたのだと思います。

 

とはいえ、何度も言っているように植物というコンテンツはニッチで塊根植物ブームも終わってきていますし、今後何かの動画が大きくバズることはなく、いつか視聴者も限りがある分野だと思っています。なので一定の登録者数以上はなかなか難しいかなと感じます。だからこそ、今後は私が大切にしている「無理はしないこと」「欲張らないこと」がより大事になってくるのかな。これらが根本にないときっと心折れる時も来るでしょう。あと、とりあえず植物系YouTuberは冬のネタストックをいかに持っているかが大事だと今冬で痛いほど思い知りました。

 

ちなみに私の動画の構成は全くジャンルは違いますがドリキンさんの影響が大きいです。

 


「全米一予約の取れないレストラン The French Laundry / フレンチランドリーに行ってきた!」第1142話

 

数年前、夜勤部署に異動になり、病んでいるときにいつも見ていました。Vlogのパイオニアだと思っています。本当は私もVlogをやりたいんですけど、こんな何のとりえもないおっさんのVlogを見て何が楽しいんだということはわかっているので、諦めました。これこそ自己満足で視聴者が何を見たいかを無視しているコンテンツってやつですね。でもVlogへの憧れは残っていて若干私の動画にもそのニュアンスがある動画はいくつかあります。だけど植物縛りにすることで、そんなに違和感はないと思います。と考えるとやはりメインの分野をきちんと絞ることは大事ですね。ルームツアーやルーティンも動画としてこれまで投稿していますが、それも全て植物関連付けています。一応、流行りの動画スタイルは勉強しているんですよ。なんといっても私自身がめちゃくちゃYouTubeフリークなので。

 

ということで今後も欲張らず、少しずつ新しいことをやりながら細く長く続けたいと思っているので宜しくお願いします。これまでひたすら私一人で動画作ってきたので、いつかは誰かと動画を作るのも憧れるなー。

 

最後にですが、今私が登録している植物系チャンネルを置いておきます。

 

【ROUKA PLANTS】 


【アガベ】アガベの魅力とは!? 色々なアガベの事語ります【Agave】

 

植物系YouTuberでは一番の有名人かと思います。一度だけ昔にBBでお見かけしたことがあります。植物でもアガベ特化で且つ、知識もすごいのでそりゃ伸びますね。ROUKAさん以外の単発の植物動画を見ていてもアガベを扱う動画は再生回数伸びる傾向にある気がします。それだけ今人気で、情報を求めている人が多いんでしょうね。残念ながら私はアガベは下手すぎなので動画見て満足しています。

 

【Plants by THE CORE】


ベランダのアガベを紹介【育て方】【Agave チタノタ多め】

 

こちらもメインはアガベのチャンネル。ユキくんとは昔BBでニアミスしたことがあると思います。映像綺麗だし、知識もあるので間違いなく今後伸びるチャンネル。私のチャンネルなんてノー助走で軽々とすぐに超えていくでしょう。

 

【INDOOR HOBBIES】


植物(ビカクシダ)と暮らす私の日常。Platycerium Life

 

YouTubeを始める時に参考にいつも見ていました。私はビカクシダを育てられない人なのでいつもほえーと参考にさせてもらっています。私はYouTubeを始めて完全にブログがストップしましたが、ブログも更新しながらYouTubeも投稿されているの本当に尊敬します。いつかお会いしたい方の一人。

 

【NATIVE FOREST】 


【PV】native forest(熱帯植物・パルダリウム・爬虫類)

 

ジメジメ系のチャンネル。これも私が苦手なのですごく参考になる。部屋のきれいさがすごくていつもあんな部屋で植物栽培したいなーと思いながら見ています。

 

こう思えば自分が育てられない植物チャンネルを見ているんだなーと思います。逆に塊根植物のチャンネルとか見ないもんな。後続の私が言うのもなんですが、どのチャンネルも本当に面白いのでオススメですよ!

 

という感じでこれからものんびりと動画投稿をしていきたいと思うので、お時間あればどうぞチャンネル登録なんてしてみてやってください。春になるともう少し更新頻度は上がってくるはずです!

 

植物チャンネルが増えると嬉しいので、是非みなさん動画投稿始めませんか?

そこらじゅうで。

野良の季節?

お振りのブログでどうもすみません。

ちゃんと投稿せなーと思いながら、なかなか忙しく、なかなか体調も芳しくなく、最近は仕事に行って、休みは寝ての毎日です。

ブログをサボってる間に季節は変わりすっかり秋も深まり朝夕は冬の気配すら感じます。そんな気温がちょうど心地よいのか我が家の庭ではポツポツと野良ベビーが芽を出しはじめています。

 

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オベサはちゃんと蒔いたらすぐにヒョロヒョロになるのに野良は可愛くぷっくりと成長する。意外と多分発芽後からガンガン陽に当てていいんだと思います。それでもこのレベルのまん丸は意図して作れる気がしない。

 

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ちゃんと蒔いたのはこの通り。来年埋め直しです。


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元々の苗が枯れてもはや乗っ取り。花キリンは成長早い。今年の春に芽が出てこの通り。ぷっくりと塊根ができるタイプの花キリンが欲しいですが、残念ながらこいつは塊根にならないタイプです。


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かなり種を弾けさせてロストしてしまったギラウミニアナもひとつだけ別の鉢から芽を出していました。他の種はどこに行ってしまったんでしょう。もったいない。後半は結構ちゃんと種取れるようになりましたよ。


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我が家で最も野良発芽しまくってるのがこのトゥビフェラです。野良の数を数えてみたらザッと確認出来たのだけで20株以上。でも種を取り逃がしてる数でいうともっともっと多いはず。しかも発芽した時期が遅かったので冬は越せないだろうなー。

 

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ゾンビプランツ。毎年、野良で発生してるけど翌年まで越冬したのは一株もない。

 

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ウッドパネルからも…踏まれた形跡あり。強く生きろ。

 

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どこかにいます。

 

という感じの我が家の庭ですが、野良の株は越冬出来る確率はめちゃくちゃ低いです。何故なら芽が出た鉢への水遣りをしないから。実生1年未満の株はある程度加温して水も切らさないほうがいいです。小さ過ぎて体内の水分だけで越冬出来る体力持ってませんから。でも野良が生えてる鉢の株は話が違う。品種によっては特に加温もせずに水切って越冬させる鉢もあります。そうなると実生っ子は冬耐えられないで枯れちゃうんですよね。残念ですが。なのでなるべくやっぱり野良発芽はさせないでちゃんと種は回収しましょう。


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今年こそはちゃんとクラビフォリアの種を取りたいです。去年もいくつか種取れて蒔いて、発芽もしましたが、いつの間にかその時に蒔いて芽が出た株は一株も残ってません。SNSとか見ると簡単に育ててる人多いですけど、クラビフォリアの実生って難しい気がするんですけど。


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ヘレイは今年も種が取れますかね?ここのところ毎年自家採種した種を蒔いてますが、去年は適当に管理し過ぎて全て枯らしてしまいました。ハマれば成長早いです。今年もちゃんと蒔かないとね。

 

そうそう、ちゃんとYouTubeも飽きずに続けています。基本的に土曜日と水曜日の20時に更新します。どちらも更新する週もあれば、どちらかに更新する週も、どちらも更新しない週もあるというダメダメですが、YouTube始めた時のルールが「無理をしない」「欲を出さない」だったので多目に見て下さい。

 

 

と言いつつもチャンネル登録者数はありがたいことに500人を超えて、もう700人に迫る勢いです。欲を出さないとは言いましたが、ひとつのキリのいい目標として「登録者数1,000人」を目指したいなぁと思っているので、是非チャンネル登録をお待ちしています。

 

 

そしていつか滝藤さんと植物談義をするんや…(それはさすがに無理)

 

 
 
何はともあれよろしければチャンネル登録なんぞしてみて下さいませ。

室内トリップ。

いつかの憧れ

いきなり届いたしまうまプリントの山。

 

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私はいつかマダガスカルに行って自分の目で自分の好きな植物を見るという夢があります。でもすぐには叶えられそうにないのでいつもインスタで拝見してるフォロワーさんからこんなものを購入させてもらいました。

 

購入させてもらったフォロワーさんはこちらのアカウント。

植物好きの人の間では結構有名な方。定期的に海外を旅行されて自生地の写真をアップしてくれる引きこもり園芸家にとっては非常にありがたい方です。そして以前、これまでの自生地巡りで撮影した植物の写真をフォトブックにまとめて販売されていたのですが、私は買い損ねてしまってました。それが夏休み再販とのことで、応援する意味も込めて今回は逃さずしっかりと購入させていただきました。


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8/30現在、既に販売は終了されてるので購入希望のDMなどはお控え下さい。

 

全部で6巻。もちろんコンプリート。植物の本にはお金は惜しみません。


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本を開くと素晴らしい風景。iPhoneで撮影してるので画質は期待しないで下さいとのことでしたが、切り取る風景がそもそも素晴らしいので画質なんて気になりません。植物好きな一個人の方が感じたものを撮影されているので、植物の写真はもちろん、日常の風景や人の写真も惹かれるものがあります。言わずもがな、植物の写真に関しては自生地を知ることは栽培のヒントになりますね。

 

ご本人に許可をもらったので、3枚だけ写真を紹介します。

 

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素晴らしい写真をありがとうございました。

 

8/30現在、既に販売は終了されてるので購入希望のDMなどはお控え下さい。

 

マダガスカルの紀行記でしたらこちらもオススメです。

 

◼︎モザンビーク海峡の夕日 : マダガスカル多肉植物紀行/戸澤博

◼︎マダガスカル紀行 バオバブとパキポデュームを見る/松原俊雄

 

一般の書店では販売されてませんが、どちらも愛仙園さんのオンラインサイトで取り扱いあります。私も所持していますが、オススメですよ。

 

なかなか自生地にすぐに行くことは簡単ではありませんが、こうして誰かの足跡を辿って屋内で自生地巡りをしてみてはいかがでしょうか。

 

ユーフォルビアの種盛り。

種盛り

今年の我が家の庭はユーフォルビアの種取れまくり年です。春に一回ちょこっと取れて、また梅雨が明けてから花盛りで、種盛りになっております。今回はそれらをちょこっとだけ紹介。

 

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ユーフォルビア ギラウミニアナ

 

受粉は容易で適当に筆で花をポンポンしてると簡単につきます。もっともうちでは蟻さんが働き回ってくれてる様子。自家受粉しますが、自家のものはシイナの確率も高いようです。二株の花が揃うと急に自然受粉率がグンと上がったので、基本は他家受粉させた方がいいのかもしれません。オベサのように種が茶色くなったりせず、弾ける直前も青々としているので、収穫のタイミングがなかなか難しく、しょっちゅういつの間にか弾けて種を取り逃がしています。


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ユーフォルビア キリンドリフォリア トゥビフェラ

 

こちらはかなり所持株数も多く、全て一緒に置いてるので花咲きまくりの、受粉しまくりの、タネ飛ばしまくり。

 

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これもイマイチ収穫のタイミングが掴めないのでなかなか種を取れません。

 

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上の写真を撮って1時間後…あれくらい乾燥してると収穫しないとってことですね。日々勉強です。

 

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おかげで付近の鉢には野生のトゥビフェラが生えまくっています。


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ユーフォルビア アンボボンベンシス

 

他のユーフォだとひとつの鞘?に2,3つは種が入っていますが、こちらは今のところ必ずひとつしか入ってません。花も種もめちゃくちゃ小さいので、ひとつが限界なのかな?今年初めて種が取れたので、我が家ではたまたまかもしれませんが。しっかりと受粉させたことはなくていつもいつの間にか受粉しています。


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ユーフォルビア ガムケンシス

 

雌雄異熟。雌蕊と雄蕊が同時に咲かずに、少しずれたタイミングで咲きます。なので確実に受粉させるにはちょっとタイミングずれた二つの花がないとなかなか受粉出来ません。同じユーフォの中でも品種によっては雌雄どちらが先かは違っているのか、ガムケンは先に雌蕊、トルチラマなんかは先に雄蕊でした。

あとガムケンに関しては花粉が葯でしっかり覆われてるので、葯を潰して中の花粉を出して受粉させるのが確実です。


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ユーフォルビア オベサ

 

雌雄異株なので雄と雌がないと種が取れません。が、たまに一株で雌雄どちらも咲いて自家受粉したり、去年は雌だったのに、翌年は雄になる株が出てきたりします。植物って面白いですね。雄雌の見分けは花が咲かないと全くわかりません。稜とかで見分けられるという話も聞いたことありますが、うちの株を見てる限りだと一緒かな。

 

オベサの種取りについては以前もブログで記事にしてます。

 


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ユーフォルビア ゴルゴニス

 

子房が大きくなってきました。こちらも雌雄異熟ですが、自家受粉自体は問題なく出来ます。ユーフォルビアで臭いと思った花はゴルゴニスのみ。なんか変な匂いするなと思ったら大抵ゴルゴニスが咲いてます。

 

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ユーフォルビア グロボーサ

 

今、種取れるか受粉作業中。こちらも葯を潰したら中に花粉が。なんだかんだ一度も受粉成功したことがないかも。

 

あとは写真は無いですが春にも数品種に種がついてるのは見ましたが、いつの間にか弾けて収穫出来ずでした…(オベサ鉄甲だけはしっかりと収穫して播種済)。

 

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たぶんゾンビプランツ。パキプスの鉢から。

 

ユーフォルビアは雄雌さえ揃えれば受粉は容易なので、親株集めてこうして毎年好きな植物をどんどん増やしていくのは楽しいですね。

 

ユーフォルビアについてはこちらも。

 

【急募】

このブログを見ている方で"ユーフォルビア パキポディオイデス"の種子を所持して余剰がある方がいれば是非、我が家のユーフォルビア種子と交換して下さい。ギラウミニアナかオベサならすぐに出せます。Twitterかインスタ、もしくはコメントでもいいのでご連絡下さいませ。

満喫した日。

灼熱の千葉ガスカル

やっと梅雨が明けたと思ったら毎日灼熱とバケツひっくり返したような雷雨とでなんか落ち着かない気候が続いてますね…

 

つい先日、千葉の某オークションさんに行ってきました。某とつける必要もないのでサボテンオークション日本さんのお客様デーです。

 

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知らない方の為に一応説明しておくと、サボテンオークション日本さんは国内でコーデックス (主にパキポとパキプス)の輸入販売をされている業者で基本的にはハウス見学は不可なのですが、年に数回実際にハウスで販売会を実施されます。たまたま休みが被ったので行ってきました。

 

今回は3日間開催でそれぞれメインの販売株が異なります。1日目はグラキリス、2日目は灌木、3日目はサボテンでした。毎回、グラキリスと灌木の販売日は人で大変なことになります。今は時期が時期だけにあまり多くの人が来る日に行くのも不安だったので、私は3日目のサボテン販売の日に行ってきました。まぁ、そもそも他の日は仕事だったんですけども。

 

結果、それが大正解で到着は7時半頃でしたが、駐車場もガラガラで人もかなり少なかったです。やっぱりみんなパキポとかグラキリス欲しいよね。でもサボテンもかなりやべーのたくさん揃ってますよ。なんといってもサボテンオークションですから。


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サボテンの日なのでもちろんサボテンのみの販売でパキプスや他の植物は買えません。が、ハウス内の見学は自由で写真もご自由にどうぞと許可をいただいたのでここぞとばかりにパシャパシャ撮ってきました。前回いつ行ったっけなぁと思いながら写真探すと、17年の3月に来園していました。3年振り。


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御神木に手を合わせに。国内でこのサイズのってここにしかない気がします。


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こちらは根っこがすごいグラキリス。サボオクさんはほとんどの棚に川砂を敷いて、その上に鉢を置いたり、直接株を挿したりしています。それがみんな調子良さそうで真似したい。いつかとりあえずサボテンだけでもしようかなぁと思っています。


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今日はサボテンデーなので当然ながらハウス内の株はサボテンしか販売してもらえません。そもそも別の2日間はハウス内の株の販売は無かったようです。このコロナ禍で輸入がストップしており、ストック品から出してるみたい。確かにハウス内は空きが目立ちました。

 

でも私は今日はサボテンを買いに来たので無問題ですよ!


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帝冠。川砂に挿してあることで雰囲気もいい感じ。欲しい植物のひとつ。一属一種という言葉に惹かれます。


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この日の予算は1万円。花籠。買えるはずがありません。でもちょっと頑張って買えばよかったかなぁと後悔。ここ最近は植物イベントにも行ってなかったのですっかり植物は一期一会ということを忘れてました。花籠はずっと欲しいなぁ欲しいなぁと思いながら縁がない植物のひとつです。

 

結局色々と灼熱のハウスの中をウロウロして予算ぴったりで買ったのは以下の2鉢。


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コピアポア ヒポガエア バルクテンシス

 

全く別の名前を教えてもらって、でも自分の中ではヒポガエア一択だったので、Twitterで聞いたところ、バルクテンシスではないかとのこと。ヒポガエアに比べると稜の刺が少ないそうです。確かに刺はほとんどないですね。まん丸で子も吹いてるので増やしていきたい。ちなみにリザードスキンと呼ばれるタイプがあるのはバルクテンシスでちょっと前はリザードスキンをめっちゃ探してました。今でもどこかで出会えたらいいなぁと思ってます。


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ツルビニカルプス アロンソ

 

3頭入ってるにしてはかなりお手頃な価格なので確保。早めに植え替えてバラします。

 

予算の都合上、この2株しか持って帰れませんでしたが、帰ってから、ああ、あれも見ておけば、これも欲しかったなぁとたくさん後悔。ま、予算内で抑える意識が芽生えただけでも褒めてください。

 

買い物全て終わった時点で、まだ朝の9時前。本当は次にグランカクタスかサボサボストアに行こうかと考えてましたが、ハウス内が朝からあまりにも暑くてバテバテになってしまったので帰宅しました。それでも満喫して、久々のオンラインではない植物買い物で、最近下がっていた植欲もずいぶん回復。またぼちぼち植物触って行きますかね。

 

YouTubeにも早々にこの日の様子をアップしましたので、お時間ある方は是非!とチャンネル登録も是非!

 

なんだかんだYouTubeも続いてます。現在、登録者数が300人が見えてきました。まだまだ弱小チャンネルですが、ぼちぼちと頑張りますね。

 

kawaii collection by 俺んち。

可愛いは正義

梅雨も明けたのでkawaiiやつ揃えました。

 

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全部今年我が家に来たやつ。今年は小さめの株が気になって気になって。いくつか未発根あります。特に一番気に入ってる株が未発根で切ないです。

 

発根管理については過去に記事を書いているのでこちらからどうぞ。

 

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この時に植えた株については根が鉢底から確認出来たので発根完了です。

 

そしてYouTubeも発根管理の動画上げました。後編はそのうちね。

 

 

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こちらは既に葉が展開してきています。

 

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kawaii仏頭玉。最近よく見る。一時期アホほど探してましたけど、見付かる時はすぐに見付かる。維持なかなか難しいみたいです。頑張ります。可愛い。


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kawaiiプセウドリトス。去年の6月?くらいに蒔いた。ようやくなんとかく見れる大きさにはなってきたけど、開花はまだまだかなー。プセウドリトスはいつか自分で採取、実生したい植物のひとつです。あとはパキポディオイデスも種取りたいのだけど、今年は買えなかったです。また来年。


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kawaiiセンナ。センナも実生したい。大きいやつもありますが、冬にほとんどの枝枯れさせてしまって今年見るも無残な姿に剪定されましたがようやく枝が伸びてきてます。大きいやつがひとつ欲しいなーと思うけど、置き場所問題。

 

更新サボってますが、こんな感じで楽しんでおりますよー。

SNSで目が回るってどうなのか。

色々やってみる

 

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天気を気にするひとのビデッオ - YouTube

 

ゆるーくYouTubeを始めております。

自粛期間中に暇潰しで始めましたが、案外動画を作るのが楽しくて。滑舌悪くて、クオリティも低いのですが宜しければご覧下さい!

 

だけどなかなか複数の媒体を更新するのは大変です。YouTube用に動画撮ってると、ブログ用の写真忘れたり、ツイッター、インスタが疎かになったり。今、私は媒体的にはブログ、FBの非公開グループでのコラム、YouTubeツイッター、インスタ、グリーンスナップと6つのSNSをやってるので、正直この数の均一更新は無理ですな…とりあえずGSは辞めようと思っているのと、YouTube、FBは週1更新とかでなんとかやろうかなぁと。私のメインはインスタとツイッターが中心になりそうです。

 

ちょうど先月接木をしたエニグマですが、2株のうちの1株は失敗しました。

 

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原因はまさかの台木が腐ってしまいました。ラメリーは丈夫でもさすがにもう少し養生してから接木をした方がよかったみたいです。


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穂木のエニグマを少しカットするともうラストチャンス残されてるかなー?と言う感じ。なのでうちのそこらにあったパキポを切って再度接木します。


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手頃のラメリーがなかったので、今回はエブレネウムで接木してみました。パキポ同士ならなんでも接げるようです。果たしてこの皺々な穂木でなんとかなるのか、両方とも枯れないかと言うところは不安ですが、大体今回の失敗と成功を見るに1ヶ月くらいで結果は出るみたいなので、もう少しだけ期待を込めて…

 

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ひとつだけ結実してました。といっても何も受粉作業もしていないので、交雑してるかもしれません。花がまたたくさん咲いてきているので筆を使って適当受粉をしておきましたが、どうでしょうか。

試行錯誤の結果…

我が家のオベサ種取り

色々やりましたが、オベサの種を取りこぼしなく取る方法を確定させました。ただし、毎日15分程度でいいので植物パトロール出来る人に限ります。しばらく家を空ける、忙しいって人は今回紹介する方法以外をオススメします。

 

おさらいをすると前回ブログで紹介したのは、これらの方法。

 

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プラカップで作った帽子を被せて種が飛ばないようにする。

 

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こんな感じで弾けてもどこかに飛んでいくことはありません。


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ひとつ程度であればストローを被せる。でもストローと種のサイズがあってないとストローごとどこかに吹っ飛んでる時もあります。

 

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水切りネットを被せる。オーソドックス。種が弾けると大抵ネットに種がひっかかってます。

 

そんな感じで色々とみなさんの知識も借りながらやってきましたが、結果うちでの種取り方法として実施している方法は…

 

ひたすら観察して、収穫する!

 

まず種が弾けるタイミングですが、まだ熟し切ってないものが一晩で乾燥して弾けることはありません。熟してから数日の猶予はあります。


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熟す前の種は緑色ですが、徐々にこのような茶色に変化してきます。そうなると収穫時で大抵はポロリと茎ごと株から外れると思います。色でも見分けられますが、株から外していいか確認する方法としては柱頭を指で突いてみる。もしまだ熟す前の種であればユーフォルビアの白い液が出てくるので、もう少し待ちましょう。


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中には茎は本体に残って種だけが外れるものもありますが全く問題ありません。写真の種は少し割れてきてるのがわかります。このままにしておくと数日で弾けていた種です。


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取った種は水切りネットに入れてハウス内にぶら下げておきます。これであとは乾燥して自然と種が弾けていきます。

 

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この方法にしてからはほぼ弾けてどこかに行ったとか取りこぼしは無くなりました。ネットを被せる、ストローを被せるなどの方法と組み合わせれば更に最強。

 

オベサの種蒔きは取り蒔きを推奨します。今年、去年取れた種をたくさん蒔きましたが、ほぼ発芽しませんでした。あと発芽しなかった種は諦める前に一度全て回収して水に一晩漬けておいてもう一度だけ蒔いてみて下さい。これで発芽した種が結構ありました。どうも結構多量の水分を含むことが発芽のフックになるのかもしれません。自然界では植物は乾季に発芽しても生き残れないので雨季に入ってから発芽する様に出来ているものは多いです。

 

オベサの実生はそこまで成長早くありませんが、ただでさえ可愛い株が自家採種の株だと更に愛着持って育てられますよー!

環境に合う植物。

難物ってなんだろう?

 

アロエ ポリフェラの成長が凄まじいです。難モノと言われたりする品種ですが、条件さえ合えば驚くべき成長の速さで管理もめっちゃ楽。

 

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【2018/4/5】

最初は3号鉢に入った長田苗でした。たぶんコーナンで598円で買ったような気がします。

 

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【2018/7/16】

植え替え。この時点でまぁそこそこ成長してます。ただこの段階ではまだ栽培方法は手探りで水やりも恐る恐るでした。

 

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【190613】

一気に飛んですみません。18年の冬にビビって下手に屋内に取り込んでしまったことで、とてもじゃないけど見せられない姿になりました。今となっては失敗談としてその見せられない姿も見せたいんですけど、その当時は結構本気で凹んだので写真はありません。ようやく少し持ち直して写真撮ったんだと思う。


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【2019/10/2】

急なサイズアップ。思えば19年の夏から調子上がってきたような気がする。夏場に気を付けろと言われるアロエですが、本当に何も遮光もせずに直射で雨晒しで育ててただけなんです。


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【2020/1/14】

前の年に冬に痛い思いをしたので、一切取り込みませんでした。今年は暖冬だったのでなんとかなったのかも。雪が一度積もった時は雪に埋れてましたがダメージゼロでした。良い子は真似しないでください。

 

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【2020/5/5】

かなり鉢が窮屈になってきたので8号の菊鉢に植え替え。サイズもかなりアップして一人で植え替えるのがちょっと大変なレベルまで成長しました。


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【2020/5/31】

植え替えてから1ヶ月経ってませんが、また大きくなった気が…この大きさまできたら少しのことでは枯れない気もします。


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【2020/7/11】

確実にまたサイズアップしました。2年くらい8号鉢のままいけるかなと思いましたが、来年には植え替えが必要そう。今年の梅雨は雨が多くて常に水浸しなのでちょっとだらしない姿になってきてしまいました。もう少し本当は締まった姿で育てたい。


ということで約2年少しで3号鉢から8号鉢まで大きく成長しました。でも特別なことは本当にやってなくて、雨晒しで遮光もせずに直射でがんがん放置しているだけです。置き場も南向きの庭。液肥もあげていなくて、マグァンプを土に少量混ぜてる程度。土も8号鉢に植え替えた時点で節約の為に半分以上はHCの安い土です。でもどんどん成長するんですよね、不思議。

 

コツというか、たぶんポイントは水が意外と好きということ。夏が苦手だからって聞くとちょっと辛めにいきたくなりますが、水は年中多めでいけそう。逆に水やりを辛めにすると葉が増えては枯れて、増えては枯れてでなかなか大きくなりませんでした。あとは寒さにも強いので暖冬であれば通年で外でいけます。が、マイナスが数日続くとちょっと気にかけてあげたほうがいいかもしれません。そして冬は流石に水ジャブジャブは少し控えます。あと室内ではたぶん育ちません。厳しく屋外で育てた方がいいです。寒さに強いので、下手に取り込むとすぐに徒長して形が崩れます。そうなると1年は立て直しにかかるのでいかに徒長させずに綺麗なまま葉を増やしていくかを意識して下さい。

 

とにかくあまり難しい植物と気にかけすぎずに屋外で放っておくような育て方の方がしっかりと成長します。ネット見てると氷水を上げるとか、色々と書かれてますが、本当に同じ植物?ってくらいに我が家の株は何もしてないのですが…

 

本当にきちんとした栽培方法をお伝えできなくて申し訳ないのですが、(個人的には)育てやすくて、成長も早く、綺麗な葉姿なのでオススメできるアロエでした。

色々な植物の色々なこと

植物色々と

 

可愛いサイズの万物想が咲きました。

 

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他にも挿し木一株、これより大きいサイズの株が一株ありますが、今年は全ての万物想が咲きそう。花はこの時期なんですね。


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一応受粉させておこうと思ったのですが、花粉が見当たらない…でも花弁には花粉ついてるように見えません?タイミング遅かったのかなぁ…

 

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後日確認すると花粉ついてる花を発見。どうやら雌雄異熟のようです。そして自家受粉はしないとのこと。

 

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こちらはペアルソニー。数年前にBBで6,000円くらいで買いました。今では信じられない値段。しかも争奪戦でもなく、開場後、だいぶ経ってから買えました。あの時見つけて教えてくれたKさんありがとう。この株も花が咲きそう。春からイベントがコロナで軒並み中止でそろそろあの感じが懐かしく恋しくなってきますね。


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可愛い花です。これは咲き終わり?咲く前?どちらにせよ、万物想もペアルソニーも他の開花株がないので受粉は出来ませんが。確か自家受粉はしないはずです。

 

チレコドンは冬型ですが、意外とすぐには葉が全て落ちず、初夏くらいまでは維持します。そして夏の一番暑い時期は落葉してますが、晩夏には芽吹き始めます。一年のうちの葉がない時期は少ないですね。なので、暑くなってきたら置き場を変えるかと思いますが、少しの水やりは継続した方が芽吹きはじめが調子いいです。もちろん雨晒しとかはNGですけど。

 

ピグマエアも夏型に近いんじゃないかって思いますし、ナマクエンシスは一年中雨晒しですが、今の梅雨から夏にかけてが一番葉が出てきて調子がいい。最近は色々と考え方を柔軟にして植物と接することが大事だなぁと思います。


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ゴルゴニスも花が咲いた。ゴルゴニスの花って臭くないですか?私はあの匂い苦手…受粉しようと思いましたが、既に受粉されてませんかね…?虫のおかげかな。一応、花粉つけておきました。自家受粉はするみたい。こちらも雌雄異熟です。

 

そして我が家のトルチラマが未発根だった件。鉢植えでうちに来たまま管理してたんですが、土が気に入らなかったので悩んで植え替えようと抜いたらこの有様。完全に発根してると思っていて油断していました。


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この通り、ショックです。むしろ結構無茶させてしまったのでよくもここまで維持出来ていたなと植物パワーに感謝。


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あれ?でもよく見ると微発根。最近、根が出始めた感じですね。このタイミングで植え替えておいてよかった。


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4号鉢に入っていて明らかオーバーサイズだったので3号鉢に植え替えました。本当は発根してると思ってたので植え替えたい鉢があったのに…ここから調子上がってくれると嬉しいです。

色々とやってみる楽しさ。

観察と試行錯誤

 

ウンカリーナ・ルーズリアナが咲きました。長年、種をとってみたいなぁと思ってた品種。でもウンカリーナは自家受粉しません。なかなか他の株との花が合わなくて、今まで実生どころか種を取る機会すらもらえず…でも今年は手持ちの株数も増えて、サイズも大きくなり、花が合いました。ということで受粉から種取りの記録です。

 

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正面から見るとパキポのような花。でも横から見るとラッパ型でかなり長細い形です。花は咲いてる期間が短く、翌日かその次の日には落ちている印象。なので咲いたらすぐに受粉作業をします。でも一株につき花数はかなり多く、一度咲くと次々に毎日別の花が開花しているので、チャンスは多そう。

 

どんな仕組みになっているのかまず確認の為に花弁を裂いてみました。最近は受粉をしなくても花を分解して、中の写真を撮るようにしています。こうして文字にするとサイコパスな感じですが、私の育ててる植物は花を楽しむものではないものが大半なので、いつか受粉作業が出来る時の為の勉強です。どこに花粉があって、どこが雌蕊でとか把握してないとスタートラインにも立てないので…たまに適当にこちょこちょしてると結実するラッキーパンチはありますが、それは文字通りラッキーなだけで持続的ではないです。

 

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ウンカリーナに関しては雌蕊と雄蕊が非常にわかりやすい配置です。これなら受粉作業も簡単に出来そう。と思いきや、ネットとか見ると難しいと書いてる人が多数ですね。自家受粉しないからってところが原因だと思うんですけど、どうでしょう。


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柱頭は花粉をキャッチすると食虫植物のように閉じます。植物ってすごい。


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試しに花糸を切ってピンセットで柱頭にこしょこしょしてみます。ベーシックな受粉方法でこれで受粉出来たら簡単なんですが…やはりそう簡単にはいかず、花粉が出ている様子がありません。葯を触ってみても花粉が指につかない。

 

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このまま葯をひとつ柱頭に置いてみました。ちゃんと柱頭が閉じて受粉してそうな雰囲気はありますが、翌日には花ごと雌蕊も落ちてしまっていました。


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どうやらちゃんと花粉を取り出して受粉させないと結実しない感じ。ま、当たり前ですね。


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じゃあその花粉はどこにあるのかというと、葯を先の尖ったもので開いて中から出してやる必要があるみたいです。最初はまだ成熟していなくて、花粉が出てないのかなと思いましたが、開花後、少し待った花も落ちる直前の花も花粉が出ることはなかったです。となると自家受粉(はしないんですけどね)や交雑を防ぐ為にむやみに花粉をまかないような仕組みになってるのかなぁと。葯を開くと写真の通り、中に花粉が詰まっています。


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それをピンセットですくって柱頭へ。柱頭はかなりザラザラで花粉を乗せやすい。写真でもはっきりと花粉をキャッチしているのがわかります。でもあと少し奥に花粉を置いた方が良かったかな?【6/17】


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受粉が失敗していると1,2日後には花柱は花弁と一緒に落ちるようです。


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一方受粉が成功していると花は落ちても花柱は残ります。【6/20】

 

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そこから2,3日すると花柱が落ちます。でもこの時点で子房がなんとなく膨らんできたのを確認出来ます。不要なパーツからどんどん落としていくんですね。面白い。【6/23】

 

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だいぶ子房が膨らみました。受粉確定。【6/28】

 

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こちらも子房は膨らんで確実に受粉は成功してますが、落ちてしまいました。もしかすると一株で大体3鞘くらい結実すると体力温存の為なのか、それ以上は実をつけないように出来てるのかもしれません。お互いに受粉させた二株は偶然だろうけど、どちらも3鞘の結実。残りはやはり落ちてますね。

 

受粉方法は私が今回試した方法でまず成功確定かな。やはり葯のまま柱頭につけてもダメで、葯を先の尖ったもので破いて、中の花粉を取り出して、それを柱頭につけると受粉します。自家受粉は不可。柱頭に花粉の量が十分付着すると柱頭は閉じます。受粉のタイミングは蕾が開いたらすぐ。咲いたばかりの花でも花粉はありました(量は少なかったけど)。むしろ花はすぐ落ちるので早めに受粉しましょう。2,3日後に花弁ごと雌蕊が落ちたら失敗。花弁は落ちても花柱は残ってるなら第一段階はクリア。次第に子房が膨らみ、花柱は落ち、子房にトゲのようなブツブツが出て来たら受粉成功確定です。ただし、ここまで来ても、一株で多く受粉させ過ぎると落ちるようなので注意。

 

ここまで書いておいて結局、このまま種が出来ずに落ちたら笑いものですね。まずは今回は受粉から結実したよというところでまとめたいと思います。このまま引き続き観察し、次は種が取れましたのところでブログに投稿出来ればと思います。ダメだった場合は恐らく記事が上がらないと思いますので、お察しください。最近、お察し下さいパターン多いな。

 

オベサを植え替えるだけ。

オベサダラケ

 

少し前の話になりますが、オベサをめーっちゃ植え替えました。5時間でその数130鉢。しばらく腰痛が取れませんでした…

 

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本当は植え替えずに今年もいきたかったんですが、どうも調子が悪い(枯れないけど、黒くなって部分的にへこむ)株がチラホラと。そういう株は鉢底見ると大抵根がはみ出してきちゃっていたので、まさか根詰まり原因かと推測してみました。このままだとダメになる株を植え替えで救えるならやるなら今だと。7月からは仕事も通常パターンに変わって忙しくなりそうなので。


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爪楊枝が刺さっているのは雌株。今年はちゃんと雄雌も分別します。あとちょっと置き場を変えて育成検証もしてみようと思います。


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ひとつめの置き場が南側の屋根のある棚下。ただし棚下と言ってもそこまで暗くはないので、光が足りなくてヒョロヒョロになるということはないかと思います。雨が強く降ればちょっと濡れるかな程度。

 

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二つめの置き場が屋根のある棚上。先ほどの置き場の上です。南向きなのでこの時期は日照は結構あります。西日も当たるんですが、寒冷紗で少し遮光してる感じです。


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そして三つめの置き場が東側の雨の当たる場所。東側なのでこの時期は午前中だけ日照があります。屋根はないので雨晒しです。

 

オベサですが、案外雨晒し直射でもいけるんじゃないかというのが私の経験からの答えです。去年は今回植え替えたオベサは全て三つめの置き場の屋根のない東側の場所に置いてました。雨晒しでしたが、それでも落ちたのはひとつだけでしたし、とても順調に育ちました。ただし西日はダメですね。すぐに焼けちゃいます。なので西日が当たることのない東側はちょうどよい場所。


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上は同じ場所に今年の3月から置いてる昨年6月播種のオベサ。私が下手くそなだけですけど、2017年に播いたものとあまり変わらない大きさになってきた株もあります。もちろん雨晒し、遮光なしです。ということで今年の置き場としては東側のトレイが一番期待出来るかなと思ってます。成長の変化をお楽しみに。

 

そしてオベサは花盛り。放っておくと虫が勝手に受粉してくれてるんですけど、種ができてないのはお手伝いもします。

 

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まずは雄株の土が溢れないようにティッシュで用土を覆う。

 

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そしてダイレクトに雌株に雄蕊をつける。色々とやりましたが、これが一番手取り早い。

 

そして最近は実験的に別の方法も試しています。

 

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写真だとちょっとわかりにくいですが、雄株から雄蕊を1本ちぎって、それを雌蕊の中央に置くだけ。写真の雌蕊の真ん中に雄蕊が置かれてるのわかりますか?サボテンでこの方法で受粉しているのを見て、同じように出来ないかなと。成功すれば雄株ちょんちょんより更に手っ取り早い方法です。まだ導入し始めたところでちゃんと結実してくれるのかは不明なんですが、この方法で受粉出来るならだいぶ作業が捗る。

 

そして種の回収も一工夫。去年は回収せずにやりたい放題、飛ばしたい放題でだいぶ無駄にしてしまったんですが、オベサの種がそれなりに需要があるとわかりちゃんと回収することにしました。

 

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うちにあった何に使うのかわからないサイズのプラカップの底の部分を切り抜いて、これまたうちにあったガーゼを貼り付けただけ。


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これをこのように帽子みたいに被せて、ダイソーの園芸用テープで固定します。たまたまですが、プラカップと鉢のサイズがピッタリでした。ちなみにダイソーの園芸用テープはただのマステみたいな感じですけど、この幅は使い勝手良くて、2個入って100円だし、意外とあれば使えます。


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こんな感じ。我ながらマメだなと思います。3鞘以上種がある株はこの方法で種を回収してみます。あとは一鞘しか種が出来てない株をどうして回収しようか考え中…一応ストローを被せてますが、ちょうどよいサイズのストローがなくて、風が吹けば飛んでどっかいっちゃう。どうしますかね…何かいい方法ありませんか?

パキプス水耕管理⑦【管理完了】

昨年の8月から投稿し続けてきたパキプス水耕発根の最終報告です。季節もいよいよ夏型の本番になり、調子がだいぶ上がってきました。

 

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「暖かくなりパンパンで調子は絶好調」

 

前回の投稿では素焼き鉢に入っていたかと思いますが、冬場の室内での潅水の調整が難しく、晩冬から早春にかけて明らかに調子が悪そうな時期があり、なかなか芽吹くが葉がすぐに枯れるの繰り返しで調子が上がってこないので、プラ鉢に植え替えました。水分調整や、鉢内の温度上げて根の生育促進など考えるとやはりプラ鉢最強だなと改めて感じます。特に私は陶器鉢をほとんど使わないので、慣れないことをするのはちゃんと管理して安心出来る株じゃないと不安ですね。

 

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「思ったより心細い根で心配」

 

こちらが植え替え時の根。もう少し根が出てるかなと思いましたが、思ったよりも心細い根です。すぐに折れてしまいそう。ほとんどまた発根管理リスタートだなぁと思いながら、根元はほとんど触らずにそーっとそのまま植え替え。だけど改めてよく見るとタンクになっていきそうな太い根も見えますね。水耕からもうこれは安心です。


5月のGW中に植え替えてそこからは日中は40度超える灼熱のハウスでほぼ毎日水やりして様子見てきました。すると植え替え後、2週間程度すると少しずつ今までは芽吹くがなかなか展開しなかった葉が広がって成長し始め、そこからはあっという間に調子が上がって新枝を伸ばしてきました。今は梅雨入りしましたが、屋外雨晒しで水やりは雨が降らなければほぼ毎日。2週間に一度のハイポネックス2000倍を液肥しています。

 

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「毎日見るたびに新枝が出てます」

 

枝もどんどん伸びてきたのでつい先週、枯れ枝を全て剪定しました。今年の夏でだいぶ樹形も変わりそうです。

 

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「明らかにパンプアップした幹」

 

パキプスは長い年月をかけて徐々に幹が太りますが、発根して水を吸ってると明らかにドンっと幹が目視でも太ったなとわかるタイミングがあります。そうすると鉢もかなり重い。この株も見てわかるくらいにハリが出て太りました。新たな枝が伸びたら安心とかよく聞きますが、個人的には幹が太ったなと感じた時が一番安心できるタイミングです。ちゃんとメジャーとかで幹周りを測ればよかったなぁと今となっては思いますが、管理する上ではかなりそういった計測も重要かと感じてます。そう考えるとこの株はもう大丈夫。これから秋に取り込むまで雨晒しでどんどん枝を伸ばしてもらいます。

 

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「デコボコのコブが元気な証拠」

 

このコブがたまらないですね。やはりパキプスの発根管理は労力もかかりますが、こうして元気な姿を見るとやめられません。
今年もマダガスカルからの荷が徐々に入り始め、パキプスの流通も始まっています。この瞬間を体験する為にみなさんも是非、発根管理にトライしてみてはどうでしょうか!

 

ではこれにてパキプス水耕管理の投稿は終わりにします。あと一株でも発根させたかったですが、一株でも発根して元気に育ってくれているので良しとしましょう。