その後の其の一
スポンサーリンク
☔︎ - 6℃/2℃ :一気に冷えました。冷害が心配です
種はどうなったのか
昨年末にブログでも紹介した夏型の冬蒔きですが、播種してから1週間少しが経って、その後どうなったかというと…
フォークイエリア ディグエッティ(Fouquieria diguetii)
フォークイエリア マクドガリー(Fouquieria macdougalii)
(品種は全て左上から時計回りで掲載)
コラロカルプス バイネシー(Corallocarpus bainesii)
パキポディウム カクチペス(Pachypodium rosulatum var. cactipes)
パキポディウム マカイエンセ(Pachypodium makayense)
ユーフォルビア オベサ(Euphorbia obesa)
恵比寿大黒(Pachypodium Densicaule)
パキポディウム デンシフローラム(Pachypodium densiflorum)
アデニア グラウカ(Adenia glauca)
アデニア バリー(Adenia ballyi)
アデニア アクレアータ(Adenia aculeata)
環境としては24時間育成LEDを点灯し、温室内は最低23度、用土の温度でいえば28度前後はキープしてる感じです。
パキポは全滅ですね。去年の夏に蒔いた時は適当播種でもほぼ100%発芽していた恵比寿大黒もひとつも発芽してません。やはりパキポは種の期限が短い気がします。大体採種から2年くらいかなという印象です。それより古い種はまぁ発芽しません。あとは温度が他の種に比べると常に25度以上は欲しい感じ。まだまだ同じタイミングで買ったパキポの種が残っているので、そちらはもう少し気温が上がってから全て蒔くことにしましょう。
その一方でフォークイエリア、コラロカルプスは蒔いた日から発芽始まり、既に本葉が展開してきています。フォークイエリアは発芽率はそこまで良くないのですが、成長早くて面白いです。ディグエッティは残りまだ100粒くらい残ってますので、夏に全て蒔きます。コラロカルプスは本葉どころか2枚目の葉も出て来てます。ウリ科は早いですね。でもヒョロヒョロと伸びるので、注意が必要です。去年蒔いた時はヒョロヒョロになってしまいました。今年は去年の姿とは明らかに違う感じ。ということは育成LEDもある程度の効果はあるということでしょうか。
何より嬉しかったのが、アデニアのアクレアータが3/5発芽したこと。アクレアータはずっと欲しくて探してる種ですが、いかんせん見つけても値段がとんでも無いので諦めて、たまたま持ってた種を蒔くことにしました。ここからどういう過程であの禍々しい姿になるのか楽しみです。でも発芽はすれど、成長しないとも聞いたことがあるのでなんとか…バリーは去年もいくつか蒔いてひとつしか発芽しませんでしたが、今回もダメかなー。発芽した一株は順調この上ない感じなんですけどね。
という感じで冬蒔きスタートしました。全く同じ種を温かくなってからも播種して、最終、秋にはどんな差が出たかを検証したいと思ってます。今年末までの長い実験ですが、お付き合い下さい。