天気を気にするひとのブロッグ

へなちょこプラントラバーが千葉より綴る…

パキプス水耕管理①【株到着】

今回はパキプスの水耕発根について投稿したいと思います。


出版されている塊根植物の書籍の中でもパキプスの水耕発根について言及しているものはありますが、実際に管理方法としてどうなのか。水耕で発根しても、その後に土に植え替えてからは?なんてみなさんが気になるところも検証してみましたので、参考程度にご覧ください。尚、一般的には数多くパキプスの発根管理をされている方々の間では水耕栽培はあり得ない管理法とされているようです。なので今回の内容は、決してこれからパキプスの水耕栽培をしようという方へ全員にオススメ出来る方法ではありません。もしこの管理方法をするのであれば各自の自己判断の元で参考にしてください。


今回はまずは株の状態確認と下処理、管理環境までの紹介です。

 

 

 

f:id:rito-man:20210131135504j:plain

  「今回、発根管理をする株」


今回管理するのは業者の方から直接仕入れた8月輸入の株です。どれもパッと見の質感や幹の状態はまずまずですが、根の切り口を見ると主根が短かったり、切り口も雑で少し心配な株もあります。でも今の時点では枯れている様子ではないので、ここからの管理次第でしょうか。


ここ最近、輸入されているパキプスはしっかりと現地で発根させてから抜いてすぐに出荷されている株も多く、鮮度がいいものがたくさん入ってきているようです。現地でしっかり根出しをしてからスピーディーに輸出するノウハウが出来たのでしょうか。貴重な命を少しでも生かすためにいい傾向だと思います。これが安定して続けば本当にいいのですが…

 

f:id:rito-man:20210131135529j:plain

 「パキプス自生地の気候」(引用:旅行のとも、ZenTech)

 

これはパキプスの現産地トゥリアラの年間の気温と降水量です。日本とは季節が逆の気候で、11月〜4月の蒸し暑い雨季と、5月〜10月の乾季に分かれます。パキプスの成育期はもちろん11月〜4月の雨季です。と考えると日本に8月に入ってきた輸入株は現地では休眠期の乾季に掘り出された株ということですね。ただ乾季といっても日本のように最低気温が0度近くまで下がる訳ではなく現地の平均最低気温は15度程度です。

休眠期にはパキプスは葉を落としているのかまでは情報として掴めませんでした。ただ今思えば、日本で秋から冬にかけて輸入される株は青々とした葉が残っているものが多く、春から夏にかけて輸入される株は葉が残っていない株が多い気がします。最近は現地で葉を落としてから輸入しているのかな?なんて思っていましたが、実際のところはどうでしょう?(あと可能性があるのは成長期の輸入株は現地で葉を毟って落としてから送っているのかもしれませんね)


そして最も気になるのが輸入時期による生存率の違いです。一般的に輸入株は植え替えと同じで休眠から成育期に入る頃(芽吹き始め)に掘り起こされ、輸入された株が一番生存率が高く、活着が容易だと聞きます。ただ、現地の成育期の雨季に合わせて輸入するということは日本は寒くなる秋から冬の時期です。その時期に抜き苗を管理出来る設備がある人となれば限られてしまうのではないでしょうか。

今回のように日本に夏に入ってきた株は休眠期真っ只中に輸入された株。でも乾季のこの時期はほとんど雨が降らないマダガスカル。乾季を乗り越える為に体力を十分にもった株とも言えると思います。


少し脱線しましたが、今回の株も状態は悪くなく、中には土に植えてもすぐに根を出しそうな様子の株もあります。が、そこは皆さんに少しでも有益な情報を伝える為に今回は水耕で管理します。


ちなみにですが、だいぶ気付いてる人は増えてきたとは思いますが、タンクがあるからといって発根には何も関係ありません。むしろ、腐ったタンクが発根を阻害している場合の方が多いのではないかと思います。

 

f:id:rito-man:20210131135545j:plain

 「タンクがあっても安心ではない」

 

この株は以前発根管理していた別の株です。立派なタンクが付いていましたが、見てお分かりのように真っ黒で死んでおり、カビまで生えていました。一切発根の可能性もありません。タンクが付いていると新鮮、発根確率が高いという説が何故か定着してしまい、業者でも稀にタンクがあって発根容易です!なんて謳う方がいらっしゃいますが、全くのデタラメなのでお気を付け下さい。

強いていうのであればタンクがある分、鮮度のいい切り口まで切断できるチャンスが増える程度です。ただそれはタンク無くとも主根が長く残っている株も同様です。タンクは全てダメな可能性が高いので、あまり意味はないかもしれません。この写真の株もタンクは全て腐っており除去しました。ちなみにこの株は発根成功しており、鉢底から根を伸ばしています。

とはいっても最近は購入する側のお客さんの選択眼もレベルが高くなってきているので、業者側はあまりいい加減な販売も出来なくなってきたように感じます。となると、他の業者にお客さんを取られないように、仕入れる株のレベルも上がるので、私たち趣味家側にとってはいいことですね。

 

購入時の目安

・枝にしなりがある、皺が入っていない、枝が残っているか。

・主根は残っているか。胴付近まで切り詰められていないか。

・幹が黒ずんでいないか。

・木の匂いはするか。酸っぱい匂い、アルコールのような匂いは危険。

・タンクがある、葉っぱが残っているは目安にはならない。

・適正価格か。極端に相場より安くないか(ココ大事!)

ではまずは根元の処理をします。この切り戻しの工程が発根の成功を大きく左右します。よくあるのが何の処理もされずに真っ黒な切り口のまま植えられているパキプス。どこから根が出るの?状態で当然水分を吸い上げることはないので、常に株元は濡れており、それが更に腐り、カビの原因となります。思い切って元気な層まで切り戻しをしましょう。逆に言えば、主根が残っていて、切り戻して元気な層が出て来たのであれば、まだ発根のチャンスはあるということです。ただしそれが胴体部まで切り戻しをしなければいけない状態になると一気に確率は下がります。そういう意味で先ほど主根が長く残っている株はチャンスが増えると書いたのです。

 

f:id:rito-man:20210131135616j:plain

 「同様の水耕管理で発根した株」

 

この写真は私が水耕で管理していた別のパキプスの発根直後の様子です。形成層付近にカルスが出来、そこから発根しているのがわかるでしょうか。稀に脇から発根することもあるようですが、しっかり生きた根が出るのはやはり切り口の形成層付近からのようです。それなのに、その組織が死んでいたらそりゃ発根はしません。だからこそ切り戻して生きてる組織を見つけることが発根成功における大前提で非常に大切な作業です。

このことはネットでしかパキプスを買えない人の参考にもなります。切り口の組織が死んでいると発根の確率が低いということは販売者側もわかっているので自分の仕入れた株に自信がない、発根の可能性が低いとわかってる方は株の切り口の写真を掲載していません。逆に自分の株に自信がある方は切り口の写真を掲載されている方が多いです。形がいいけど、生きてるかわからないなーと悩んだ時は株の根の切り口の写真を依頼してみましょう。もちろん鮮度のいい切り口=絶対発根ではありませんが、一つの目安にはなると思います。もっとも先ほども書いた通り、最近はパキプスを買う時は切り口までちゃんと見ることが購入者側にも定着してきているので、写真を載せずにごまかして状態の悪い株を販売する業者が生き残っていけるとは思いませんね。

またこれらを考えると実店舗においても未発根株は鉢植えよりも抜き苗の方がオススメできます。


とここまででかなりの長文になってしまいましたので一旦区切ります。次回こそ根の処理、管理についてです。

大丈夫。ちゃんとなんとかなってます。

あれからどうなったのか

 

報告無ければお察し下さいと言っていた自家採種ロックウッディの種蒔きですが、経過報告です。

 

f:id:rito-man:20190801080627j:image

バーミキュライト 24/32

 

f:id:rito-man:20190801080640j:image

細目多肉用土 23/32

 

各鉢10粒ずつと前回のブログでは書きましたが、8粒ずつでした。なので計64粒中の47粒発芽と73%の発芽率でした。まずまず?ですかね。もっとちゃんと管理していたらもう少し発芽した気がします。用土はどちらがいいとはまだわかりません。発芽だけだとあまり差はないですが、多肉用土の方は結構発芽しなかった種がカビてしまっています。でもバーミキュライトは発芽しない種もカビてませんね。

 

f:id:rito-man:20190801080701j:image

発芽直後の苗。白いまん丸の根が可愛いです。

 

f:id:rito-man:20190801080711j:image

既にヒョロヒョロの苗はたぶんこじらせて秋になる前には消えそうな気がします。私がハオルチアを実生するとどんな品種でもヒョロヒョロになってしまうのは何故…発芽後の光量をミスってるのでしょうか。勉強せねばです。

 

f:id:rito-man:20190801080722j:image

こいつらはこのまま1年くらいは腰水で管理します。残りの40粒くらいはまた秋に蒔こうと思いますが、なかなかの発芽率なのでヤフオクとかで譲っちゃってもいいかなぁと思ったり。うーん、どうしましょう。

嬉しい展開。

まさかの!

 

嬉しいことに今年はグラキリスに種がつきました。

 

f:id:rito-man:20190731234128j:image

なーんもしてない、むしろ自分で受粉させるとすぐに花を落としてしまうのにいつのまにか結実してました。虫さん、あざっす。こちらは小さい株なので2鞘で10粒程度しか取れませんでした。

 

f:id:rito-man:20190731234156j:image

もう一株はまさかこんなに早く弾けるとは思わずに気付いた時には一つの鞘の種は全てどこかへ…すぐに水切りネットかけて、もうひと鞘からはしっかりと10粒くらい取れました。

 

早速、種を蒔こうと思います。が、残念ながら何かとの交配種の可能性が高いです。同時期に咲いてたのはエニグマチカムとウィンゾリーとグラキリス。正解がわかるのは何年先でしょう。

 

f:id:rito-man:20190731234206j:image

その時に咲いてたウィンゾリーがずーっと花を咲かせ続けてます。そしてなんと結実。こちらも虫のおかげ。結実した段階ではウィンゾリーしか咲いていないのでこちらは正真正銘。でも自家受粉なのでどうでしょう。自家受粉の場合は鞘が落ちるか、シイナの可能性が高いです。まぁあまり期待し過ぎず、ただし楽しみに待つことにしましょう。

これも実験!

何年先を見据えて…

 

今年そこら中で見かけるパキプスの実生苗を私も買っています。

 

f:id:rito-man:20190731235532j:image

梅雨もずーっと外に出していたら長雨で数株、全て葉を落としてしまいましたが、また復活してきたようです。今日はこの中から2鉢だけ我が家の多肉用土に植え替えたいと思います。

 

f:id:rito-man:20190801080422j:image

元から植えられてたのはこんなほぼ100%腐葉土のような土。排水性?なんですかそれ?みたいなレベルで乾かない土です。でもこれくらいずっと濡れてた方が幼苗にはいいとの意見もあるみたい。普段、すぐに乾く土を使っている私にとっては考えられないんですけどね。

 

f:id:rito-man:20190731235523j:image

抜いてみました。確かに立派に育った塊根。上とのバランスがおかしい。


f:id:rito-man:20190731235547j:image

うん。これが将来的にはタンクになるんですね。イイ根!

 

f:id:rito-man:20190801080444j:image

今回は多少保水性を持たせるために余っていた野菜用の土を混ぜました。これで2株が植え替え済、3株が購入時の土のままの5株です。

 

f:id:rito-man:20190801080454j:image

ちょっと試してみたいこともあるので、ハウス内では植え替え済1鉢と購入時のままの土が1鉢の計2鉢を管理。

 

f:id:rito-man:20190801080505j:image

屋外では植え替え済1鉢と購入時のままの土が2鉢の計3鉢。

 

環境を変えて管理すると今後どう成長に差が出るのか試してみたいと思います。実験結果は来年の春ですかね。冬に落とさないことを願っていて下さい。

多肉週刊誌。

なんとか生きてます。

 

梅雨の長雨に嫌気がさしてブログ、サボっておりました。どうもすみません。梅雨が明けて一気にわーっと暑くなって、それもそれで庭仕事が出来なくて困ったものです。

 

今日はこんな本が発売になって予約してたのが早速届いたのでちょっと紹介します。

 

f:id:rito-man:20190731184049j:image

数年前は国内での塊根植物の書籍は皆無でしたが、今やブームに乗せられて今度は若干供給過多になりつつあります。実用書で難しいのが"絶対"が書けないこと。「絶対花が咲く管理方法」「絶対に枯らさない育て方」こんな見出しって魅力的ですが100人読者がいれば100通りの飼育環境があって、誰もにとって"絶対"なんてあるはずがありません。そこで絶対なんて書いたら「お前が絶対枯らさないって言ったのに枯れたじゃないか!」となるのが目に見えています。

でもだからこそあまり踏み込んだ内容に出来ずに当たり障りのない似たような内容の本が次から次に出ている現状ですが、ちょっとこの本は帯を見ても様子が違いそう。だって「完全発根」なんてワードは趣味の園芸では使いません。そして中央には「WEB情報を超えた」という文字が。攻めてますね。似たような書籍が多いからこそこういう帯は大事です。そしてパキプスを完全発根させようという人は初心者ではないでしょうから、知った情報ばかりの書籍に飽き飽きしている層も惹きつけられそうです。

 

この書籍、実はその前に発売されたコーデックス本と同じ方が編集されています。

 

多肉植物&コーデックス GuideBook

多肉植物&コーデックス GuideBook

 

 

なかなか評判の良かった本ですが、内容的には初心者〜中級者といったところでした。新しい本はその一歩踏み込んだ内容としての位置付けです。

 

f:id:rito-man:20190731185935j:image

内容は大きく分類すると潅木系、パキポ、アガベ、ビカクシダの4つに分かれます。

 

それぞれの分類で品種の紹介と植え替えなどの読み物で構成されています。アガベ、ビカクシダを入れたのはブームを押さえてるところ。流行りは来ていますが、今までこの辺りがページ割かれて取り上げられた書籍ってあまりなかったですからね。他の類似書籍との差別化は図られています。

そしてこの4つの分類の植物以外は一切掲載されていない潔さ。多肉植物を始めたばかりでもっと他にも色々な植物を見たい!という方はどうぞ他の書籍をお読み下さいと。でも全くその通りで多くの属、多くの品種が見たい、知りたい方にはオススメは出来ません。そうした方は前に出したコーデックス本を読んでねということでしょう。上手いですね。

アガベ、ビカクシダは私の範囲外なので省略しますが、潅木系、パキポでいうと今までもあった品種紹介だけで終わらずにそれぞれ特集を組んでいる作り方は見事です。品種紹介している本は既にたくさんありますからね(珍奇植物はそうした本になってしまっていました)。

 

f:id:rito-man:20190731190505j:image

例えば潅木系でいうとこの本の一番の目玉とも言えるパキプスの発根管理についてです。未発根株を買っても根が出る確率が1割、2割と言われるパキプス。その発根管理について本に書いちゃおうというのはなかなか思い切った決断です。発根が難しいということはこの本見て、同じ管理して、根が出ないじゃないか!と言われる確率が高くなる訳ですから。

内容は要は水耕で発根目指しましょうという内容ですが、今まで他の書籍やネットではあまり書かれてこなかった生きた株の見分け方や根の処理、少しでも発根率を上げるヒントのようなものがたくさん書かれています。これと同じ方法で100%発根!というのはやはり、なかなか厳しいかとは思いますが、しっかりと根拠が書いてあるので知っておいて損ではない情報かとは思います。この辺りは編集者の方のこれまでの知識や経験、取材が反映されているのでしょう。

更にタイミングよく、一時は止まっていたマダガスカルからの荷物がまた今月頃から入ってきており、パキプスも抜き苗がたくさん出回っています。本の発売の時期もちょうど良かったのではないでしょうか。

 

パキポのページでは品種紹介は自生地写真が多めで嬉しいです。私は洋書の「Pachypodiums in Madagascar」というパキポ本を持っていますが、みんながみんな所持している訳ではないですからね。ちなみにBplantsに載っている自生地写真は「Pachypodiums in Madagascar」の著者であるWalter Roosli氏から写真を提供してもらったそうです。

 

Pachypodiums in Madagascar

Pachypodiums in Madagascar

 

戻ります。パキポのページではあと接木について。

 

f:id:rito-man:20190731191310j:image

これはとても面白かった。今までパキポの接木を紹介する本なんて無かったですから。世界的にも初ではないでしょうか。あとはとんでもなく実生を作るのが上手いモツ屋のおじさんの紹介とかも面白い。

 

と、一読して気付きました。これは実用書ではなくて雑誌です。メインの品種紹介があって、ちょっと胡散臭かったり、ちょっとアングラな人が登場したり、まるで週刊誌を読んでるよう。こうしたアプローチの植物本は初めてで、そう思うとなんだか倍楽しく読めました。編集者がここまで考えてたのだとすればお見事ですし、まんまとハマってしまいました。

ただ週刊誌だ!というだけにもう少し紙の質を下げてもいいので1,000円以内とかに収めてくれるとより素晴らしかった。そしてもっと遊んだ内容でもよかったのかなと思います。ただ他の本との差別化は出来ていますし、これなら最近供給過多気味の植物本に飽き飽きしていた人にとっても勧められると思います。

 

塊根ブームはだいぶ落ち着きつつありますが、だからこそ、少し違う角度からのアプローチが求められます。この本はそこをしっかりと意識して作られたよい本だと思います。取り上げられている4つの品種に興味がある方は是非手に取ってみて下さい。

 

今年の楽しみ。

先日採れた種を蒔きます。

 

f:id:rito-man:20190707105013j:image

実生ヘタマンですが、せっかくなので自分で蒔くことにしました。保存して秋に蒔くか、それともフレッシュな内に採り蒔きするか、どうするか悩みましたが、ハオを上手く作る方が秋蒔きよりも暑くなる時期でも採り蒔きの方がいいとブログに書かれていたのを見て、とりあえず蒔くことにします。

 

何度も言っているように私はハオルチアの実生がとことん苦手です。なので今回はちょっと今までとは別の方法で蒔くことにしました。ちなみに今まではカクタスニシさんが提唱されているボトル蒔きです。この蒔き方自体は素晴らしいと思うのですが、我が家では全くハマりませんでした。

 

 

今回は比較対象として用土を2種類用意。

 

f:id:rito-man:20190707104945j:image
f:id:rito-man:20190707104954j:image

ひとつ目はいつも使っている粗めの用土に表土はバーミキュライトを敷いたもの。


f:id:rito-man:20190707104934j:image

そしてもうひとつは3号鉢以下に使っている細かい目の用土。どちらもマグァンプを少量。


f:id:rito-man:20190707105003j:image

微塵を流した後にベンレート2,000倍でもう一度灌水します。腰水は今回は1年くらい継続する予定です。


f:id:rito-man:20190707105022j:image

見た感じただの土ですが、全ての鉢に10粒ずつ播種。それでもまだ余っているので100粒くらいが3鞘から収穫出来たみたいですね。


f:id:rito-man:20190707105032j:image

発芽に日照は不要なので屋内の棚下へ。大体18℃〜20℃あればいつ蒔いても問題がないようです。そしてこの部屋は我が家のペット部屋なので真夏は24時間クーラーなので蒸れることもないと思います。

 

あとは問題無ければ2,3週間で発芽すると思います。が、そもそも発芽能力があるのかという心配…ネットで見る他のハオルチアの種と比べると、どうも種子が小さくて熟れてない感じなんですよね。とりあえず蒔き終わったので、これからどうなるか心配であり、楽しみです。この後の報告が無かったらお察しを。

ひとつの目標。

これは種が取れるまでの物語

 

植物を育てる人にとって自家採種の種で株を育てることは目標であると思います。私もその楽しさに目覚めており、オベサから始まり、昨年はオトンナヘレイ、今年はオトンナクラビフォリア、来年は鉄甲オベサ、プセウドリトス 、将来的にはカカリオイデスの自家採種、実生株を作り上げることが目標です。

 

今回は上記には入れませんでしたが、特別な思いのある品種のお話です。

 

Haworthia lockwoodii

 

f:id:rito-man:20190704092047j:image

これは私がまだ植物にさほど詳しくなくて、ハオルチアなんかも持ってなかった頃に植物先輩にすげーかっこいいハオルチアがあると教えてもらった品種。あまり最初は興味がなかった草ですが、いつの間にかその枯れたように見えても生きる葉姿に魅了され、国内に売ってないならと海外から輸入し、そして自ら種を取ることが目標になっていました。

 

幸いにしてその目標が叶ったので一度まとめます。

 

f:id:rito-man:20190703113416j:image

2018/5/27

 

そもそも株を入手しなければ種も取れません。

今では疎遠になってますが、数年前は東京近辺で開催される植物イベントには95%顔を出してました。その出席率でもロックウッディを見ることはほとんどない。それならということで、色々な海外の園に声を掛けまくって3年くらい前から毎年輸入しています。

 

今回種をつけたのは残念ながら輸入して、最初からそれなりのサイズだった株。最終的には自分で蒔いた種から開花させ、種を取れたら素敵ですが、ただでさえ成長の遅い品種なので、そこに到達するにはもう少し先の話。だけど兎にも角にもまずは自分の家で種を取らなければなりません。


f:id:rito-man:20190703113456j:image

2019/4/20

 

輸入した株はまずはしっかり根を出すことから始めないといけません。ハオルチア全般で言うと発根は容易なのですが、ロックウッディに関しては少し気を使わないといけない感じ。毎年仕入れてると書きましたが、毎年2,3株は発根管理の段階で枯らします。ただし発根さえしてしまえば成長は遅いけど、あまりデリケートにならずとも管理出来る印象。ネットでは難物と書かれることが多いですが、そんなに気を遣っていません。今のところ発根した株に関しては枯らしたこともありません。

 

未発根から約1年間管理して翌春に花芽を上げました。ただし同等サイズの株が他にもありますが、花芽を上げたのは結果的に2株のみでした。他のハオルチアは小さくても立派に咲いてるんですけどね…


f:id:rito-man:20190703113447j:image

2019/5/23

 

まず一株が開花し、でも今年は他の株と花が合わないかなー、別品種と交配かなーと思ってるとどんどんもう一株も花芽をあげて開花。もう一株が十分に花粉が取れるようになったので受粉作業をします。諸先輩方の知恵に倣って天気のいい午後に。


f:id:rito-man:20190704092906j:image

2019/5/31

 

ネットなどで見た数名の方の意見をまとめるとロックウッディは種を取ると回復まで時間がかかるとのこと。それを聞いていたので受粉作業は控えめに…無事に結実していました。


f:id:rito-man:20190703113427j:image

2019/7/3

 

ハオルチアの種をしっかり自分で受粉させて取るのが初めてだったのでいつ収穫時かワクワクしながら1ヶ月。鞘が茶色く、カラカラになった頃が収穫時です。鞘の先も割れてきていたのでこの時点で花芽をカットして鞘から収穫しました。


f:id:rito-man:20190703113517j:image

鞘の中には規則正しくビッシリと。


f:id:rito-man:20190703113437j:image

3鞘から合計50粒弱の種が取れました。写真に写ってない一鞘はタイミングが遅れてしまい、何粒か種が溢れてしまっていたのと、鞘を割る際に何粒か弾けて飛ばしてしまいました。慎重に慎重にですね。


f:id:rito-man:20190703113507j:image

親株の姿。お疲れ様でした。

 

ハオルチアの実生はこれまでに何度か種を買って挑戦してますが実は手元に残っている株はゼロ。そんなハオの実生下手マンな私が蒔いていいものなのか悩んでいます。

それなりに綺麗な親株なので、それなりの素質は持った種。ロックウッディの種自体がそんなに出回るものでもないので、種を蒔きたい人に譲るべきなのか…

 

とは言えもちろん少しは蒔こうかと思っているので、効果的なハオの実生方法があれば是非教えてください。毎回、ニシさんのボトル播種をしているのですが、私には合っていない…

 

何年先になるかもわかりませんが、いつかはこの種の株から更に種が取れることを夢見て…これだから園芸は楽しいですね。

雨雨雨雨。

今日も雨。

 

1週間以上太陽を見ていない気がします。そろそろ雨晒しにしている株も少し心配。

 

雨で植物いじりが出来ていないので今日も最近の撮りためから。

 

f:id:rito-man:20190629224252j:image

" Cyphostemma betiforme "

 

先日、帰省の際に買ったベティを植え替えました。根の写真はないですが、ワサワサ発根していて安心でした。ずっと探していたベティ。やっと理想の形に出会えた気がします。


f:id:rito-man:20190629224320j:image

" Aloe castilloniae "

 

昨冬に寒さで枯らしたカスティロニアエも。子株が2つ出ています。その割にはお得なお値段でした。今にして思えば枯らしたカスティロニアエは雑種だったのかも。やはりこっちが私の思うカスティロニアエです。


f:id:rito-man:20190629224340j:image

届いた苗を全て植えました。今年はあと一箱オーダーしているのですが、それがなかなかステータス進まずにヤキモキしています。まだ発送もされていません。聞くたびに「next monday」や「tomorrow morning」なんて言うくせに嘘ばっかりで全く発送されません。これはちょっと怪しいパターンですが、でも有名なところなので詐欺とかはまずないかと思います。なかなか困ったもの。まぁそんなに高額のオーダーでもないのでこの時期、梅雨終わりまでゆっくり待ちましょう。


f:id:rito-man:20190629224330j:image

受粉下手マンなので私の力を貸すと逆に種が出来ないのですが、今年は虫さんのおかげで種鞘が。でも同時期に3品種咲いてたので、交雑してる可能性が大。無事に種が取れてから考えましょう。

雨なので最近をダイジェストで。

相変わらずの雨雨雨

 

雨降り続きなのでちょっと前のことを。

 

f:id:rito-man:20190629224147j:image

久々に抜き苗で購入したグラキリスを植え付けました。今は時期がいいのであまり心配していません。湿度も高くて発根にはちょうどよいですね。


f:id:rito-man:20190629224115j:image

105のプレステラの深鉢へ。もっとかっこいい鉢に植えようかとも思ったけど、それはちゃんと発根してからでよい。これまで今のところグラキリスはひとつだけ未発根株を枯らしました。で、6株は無事に発根済み。こいつもなかなかいいパツパツボディなので楽しみです。


f:id:rito-man:20190629224126j:image

ラベルを一新。今まではかっこつけて英語で書いていましたが、小さすぎるのと、ちゃんと読めない問題が発生したのでやはり日本語に変えました。実生の株から徐々に変更していこうと思います。

 

おや、何か届いたようです。


f:id:rito-man:20190629224157j:image

おー、パキプスが3つも!


f:id:rito-man:20190629224137j:image

今年は雨晒しでどこまで大きくなるのか実験してみたいと思います。何十年先を夢見て…

今年も実験。

毎日雨模様。

 

今日も雨ですねー。去年とは違って梅雨らしい天候が続きます。というか去年は関東はもう梅雨明けしてたのですね。驚きです。

 

ちょっとやりたいことがあってHCでこんなの買ってきました。

 

f:id:rito-man:20190629221458j:image

でも野菜を育てるわけではありません。


f:id:rito-man:20190629221519j:image

" Uncarina roeoesliana "

 

今回実験に使うのはこの株。秋に抜き苗で海外から届き、冬を裸のまま越して、春に植え込みました。しっかりと発根してる様子。この種はコーデックスの中では成長が早く肥料と水をたくさんあげるとどんどん塊根部が太っていきます。ということでどれくらい今年の夏で太らせられるのか実験します。


f:id:rito-man:20190629221546j:image

ふた株はこのまま、もうふた株を買ってきた野菜の土に植え込みます。抜いたらしっかりと発根していました。


f:id:rito-man:20190629221439j:image

まだまだ根が出ただけで塊根部は大きくなっていません。これがどの程度大きくなるのか来春を乞うご期待。


f:id:rito-man:20190629221424j:image

鉢は大きめの鉢に植えます。


f:id:rito-man:20190629221448j:image

もちろんマグァンプもたっぷりと。現地では塊根部は全て埋まっているそうです。今回は全て埋めてみました。


f:id:rito-man:20190629221343j:image

どうなるのでしょう。水捌け悪過ぎて大きくなるどころかすぐに根腐れしてしまいそうな感じ。経過報告が無ければお察しください。


f:id:rito-man:20190629221403j:image

右の株は成長点が潰れてるわけではないのですが、脇芽を出しまくっています。面白く成長してくれればいいのですが。


f:id:rito-man:20190629221510j:image

昨年、伊豆シャボテン公園で購入した先輩。今年も花を咲かせてくれました。なんだかんだ毎年花を咲かせてくれますが、自家受粉はしないようです。来年はなんとか開花株を増やして種を取りたいなぁ。

ワクワクの箱。

おや、何か届いたようです。

 

f:id:rito-man:20190626012312j:image 

久し振りの海外からの苗。こちらは前回のハオと違い通常通り川崎東郵便局。そしていつも通り進まない通関。4日間、通関手続き中のステータスのままで結局名宛人に照会になってしまいました。

あまり輸入をする人はいないでしょうが、ひとつアドバイスとして名宛人に照会になると郵便局からハガキが送られ、そしてハガキを送り返してという処理が通常の流れです。ただ名宛人に照会になる時点で大抵は2、3日経過しており、更にハガキを待って…となるとだいぶ時間がかかります。暑い時期は抜き苗も心配なのでステータスが名宛人に照会になった時は郵便局にとっとと電話をしましょう。すると親切にどういう状況かを教えてくれます。その返答を電話で済ませるか、書類をメールかFAXで送り終了です。

今回の場合はもちろん検疫証明書はしっかり取っていたので、インボイスの入れ忘れで税料確定が出来ないとかだろうなーと思ったのですが、その通りでした。電話して、購入時のメールを税関に転送して、その数時間後には発送されていました。これをハガキでやり取りすると3、4日は遅れてます。

昨年から植物の輸入が厳格化し、それ以降はあまり輸入してませんが、数回輸入した際は全て開封されていてしっかり確認されている感じです。私は検疫証明書を出してもらわずに植物を輸入することはないのですが、海外の業者の中には検疫証明書は出してくれないところも多いので購入する時はしっかりと確認しましょう。そういう業者ほど株が安くて魅力的ですが、税関で引っかかり廃棄や最悪密輸で実刑がつく可能性もあるのでくれぐれも甘い話にはご注意を。

 

f:id:rito-man:20190626012251j:image

この瞬間がワクワクします。どんな樹形の子が来るのだろうと。

 

f:id:rito-man:20190626012217j:image

今回は初めての業者だったので少数で。でもかなり状態も良かったです。リピート確定かな?


f:id:rito-man:20190626012301j:image

今年もビスピを仕入れてしまいました。これくらいの大きさだと扱いやすくて好きな人も多いのでは?まぁこの時期でこの状態だと問題なくすぐに発根すると思います。


f:id:rito-man:20190626012228j:image

あなたも好きねー。ずっと欲しかった種。普通に売ってました。あまり値段も高くなかったのでどんなのが来るのかと恐る恐る1本だけ…でもこれだともう少し買ってもよかったかも。


f:id:rito-man:20190626012238j:image

相変わらず好きなオベサ。オーダーした数よりずいぶん減らされて届きました。でも検疫証明書にはオーダー通りの数。この数量が違ったのも今回、到着が遅れた理由です。もしこれが逆で検疫証明書の方が数が少なかったら足りない分は破棄しなければいけません。

 

休みがしばらく無いので植え込みはもう少し後ですが、この状態でこの時期だと問題なさそう。

 

今年はもう一箱、海外にオーダーしています。そちらも届くのが楽しみですが、発送するする詐欺にあっているのでまだまだ到着は先ですね。

オススメとこれから。

帰宅。

 

実家に帰るのは帰省で自宅に帰るのは帰宅ですか?ということで無事に千葉に帰ってきました。でもまた20日後に京都です。

 

f:id:rito-man:20190624223306j:image

車で8時間よく頑張りました。

 

全くそれとは関係性がないのですが、最近多肉や塊根の書籍の発売ラッシュです。私は本にはお金は惜しまない(なんてったって本は枯れない)のですが、正直国内の書籍はほとんどスルーでした。致し方なく資料として買ってる程度。でも最近ではようやくそれなりの内容のある本がちゃんと出版されている気がします。

 

上は2年前に書いた記事。あの頃とはだいぶ状況も変わっているのでまたまとめ直します。

 

◼︎ 発売済の書籍

 

多肉植物の栽培

多肉植物の栽培

 
多肉植物&コーデックス GuideBook

多肉植物&コーデックス GuideBook

 
多肉植物全書  All about SUCCULENTS

多肉植物全書 All about SUCCULENTS

  • 作者: パワポン・スパナンタナーノン,チャニン・トーラット,ピッチャヤ・ワッチャジッタパン,飯島健太郎,大塚美里
  • 出版社/メーカー: グラフィック社
  • 発売日: 2019/04/08
  • メディア: 大型本
  • この商品を含むブログを見る
 
珍奇植物 ビザールプランツと生きる

珍奇植物 ビザールプランツと生きる

 

 

◼︎ これから発売される書籍

 

NHK趣味の園芸 多肉植物 パーフェクトブック (生活実用シリーズ NHK趣味の園芸)

NHK趣味の園芸 多肉植物 パーフェクトブック (生活実用シリーズ NHK趣味の園芸)

 
BRUTUS(ブルータス) 2019年7/15号No.896[新・珍奇植物]

BRUTUS(ブルータス) 2019年7/15号No.896[新・珍奇植物]

 
世界の多肉植物2300

世界の多肉植物2300

 

 

まだ発売前の書籍も紹介しているので今回は羅列するだけですみません。むしろこれから発売される書籍の方が楽しみです。

 

これらが一通り発売されたくらいにまたオススメ多肉本のまとめをしますかね。

 

我ながらの行動力。

画像アップロードミスではない

 

f:id:rito-man:20190624005938j:image

f:id:rito-man:20190624010417j:image

朝4時半に起き、わかる人にはわかる某アジトまで。


f:id:rito-man:20190624010406j:image
f:id:rito-man:20190624010354j:image

久し振りの発根チャレンジ。しばらく止まっていたマダガスカル便。やっぱり抜き苗はいい。

 

1時間の滞在時間でまた名古屋から大阪へ。今日だけで移動距離が250km。ハードだけど楽しい1日。

天下一を目指して…

いよいよあの場所へ

 

偶然にも帰省と天下一植物界の日程が重なったので京セラドームまで。偶然ですよ。

 

f:id:rito-man:20190622212845j:image

今日は嵐のコンサートがあったようで、嵐ファンの若い女子と天下一目当てのおっさん達と見事に対局にある客層。あのおっさん、一人で嵐のコンサート行くのかと思われてないかなと変な緊張…


f:id:rito-man:20190622212821j:image

家からブーンと車飛ばして先行入場してやるぜなんて思ってたのですが、熱心に探してる植物がある訳でもないので、3,000円はもったいないかなぁと一般入場することにしました。10時にドーム前に到着しましたが、まだ一般の客は屋外待機とのことで、この日差しは死ねると思いイオンのマクドで朝ごはん。10時半以降再度ゲートに行くとドーム内への案内が始まってました。目の前にブースや植物が見えてる中で1時間待つのは鬼です。

 

そして予定通り11時半に入場。会場内の写真はほとんどないのですが、天下一というイベントだけあって多肉からビカクから蘭から熱帯植物までオールジャンル。あとはサボテンがもう少しあれば完璧。普段はあまり知らない植物はわざわざどこかに見に行くことはないので、こうやって同じイベントで見れるのは楽しい。


f:id:rito-man:20190622212805j:image

個人的にはアリ植物に強烈に惹かれました。我が家はビカクとかアリ植物は育たない(そして育てられない)ので飼育は難しそうですが、フォルムとか全てが好み。洋書とかでもいいので専門書ないのかなー。

 

そして一般入場開始後に一番に行ったこちら。


f:id:rito-man:20190622212740j:image

STRAIGHTさんのブースです。この本、食用植物の書籍なのですが、少し前から発売されるとアナウンスされておりすごく気になってました。そして今回のイベントで先行発売ということでなんとしても必ず買おうと思ってた本。


f:id:rito-man:20190622212834j:image

値段はちょっとお高いのですが、この本クソ面白いです。フォエチダは乾季と雨季で味が違うとか、アガベ ユタエンシスは3日間燻し焼きにすればよいとか。値段高いですが、オールカラーでほとんど写真なので価値あります。


f:id:rito-man:20190622212754j:image

そして著者のJOSEPH SIMCOX氏がブースにいらっしゃったのでサインをお願いしました。本名バレしないように名前の部分は消してますが、名前入り。サインだけでも嬉しいのに書いてる間に好きな植物を聞かれて、その植物の味はどうだったやら話を聞かせてくれるサービス精神。私はプセウドリトスが好きという話をしたので、現地ではスナック感覚で食べられている、ホワイトスロアネアは希少だが現地では食べ物として人気がある、など楽しいお話を聞けました。写真も撮っていただき、間違いなく今日のハイライト。

 

ちなみに恥ずかしながら本を読んでから知ったのですが、このjoseph氏はかなりの凄いお方。アガベ チタノータを再発見したとか、メサガーデンの園主と親交があったり…この情報知っていればもっと話せたのにー!


f:id:rito-man:20190622212727j:image

そんなスナック感覚のプセウドリトスですが、だいぶ値段が落ち着いてきた気がするので一株購入。我が家のはなかなか大きくならないので…今年は種も蒔いたので将来が楽しみです。

 

そんな楽しい天下一植物界。昨日も色々買ったのに今日も出費がかさむ1日でした。